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Re: 教えて-咬み犬の扱い-

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1970umare  | 2010/12/17 11:19
同じ「咬むコ」でも「恐怖」「攻撃」「反射的」「神経性」などなど
原因も色々、咬むタイミングもツボ(笑)も色々なので一概に言えないし
同じ対応で、おとなしくなるコもいれば余計にキレてしまうコも・・・。

・・・で、結局咬みイヌ対策って精神論になってしまうんですよね。
「だから~、具体的には~?」って思う若いトリマーさんの気持ちは
わからなくはないのですが(笑)やっぱり答えは「ワンコによる」です。

カラーが付けられなければサイズのデカいヤツをまず装着。
こちらは円がデカいので端のホックまでは口が届かないでしょう。
そしてその裏でサイズの合ったものを付けると咬まれません。

とにかくテーブル上のリードをアゴにきっちり合わせ長さを合わせて
口の届かない場所で作業すればカラーがなくても咬まれないはず。
口さえ届かなければ前肢の爪きりだって問題ないです。

知らないで預かってヒドい咬みイヌで時間内に終わる自信がなければ
飼い主さんに連絡して終わり次第のご連絡にするなどすれば良いでしょう。
アセると事故の元ですもんね。

店内にトリマーさんがいて協力してもらえるなら、協力して仕上げた方が
ワンコも負担が少ないかもしれませんね。

あんまり「プロなんだからやらなきゃ!」とか思わなくて良いと思います。
グルーミングはワンコがやらせてくれないと出来ない作業だし、そのためには
当然トレーニングや慣れが必要ですから、それを理解、協力してくれない
お客様の場合はこちらが怪我をしても万が一ワンコに怪我をさせても
面倒なだけ(笑)ですからお断りしても良いと思います。

私は触らせないワンコでテーブルに乗せるのも時間がかかるようなコは
飼い主さんにテーブルに乗せさせてリードをかけてもらって預かりますよ。
そして例えば耳毛を抜くのがクレイジーなコは抜かないです。
基本的に「出来る範囲のみ、仕上がりに難がある場合もアリ」って事を
理解してくれる飼い主さんのみ、お受けします。
ご機嫌が良いときはきれいにできても、悪いときもありますし。
また、キレ続けて発作でも起こしそうなコは飼い主さんに見せて待ってもらうし
1番大事なのは飼い主さんとのコミュニケーションだと思います。
「他で断られて、ココでしかやってもらえない」と思ってくれたら
めっちゃ良いお客様です(笑)。
何でもこちらの要望聞いてくれますよ。

まだ学生さんとの事なので社会に出たらこんな咬むコをやらなきゃ
いけないの?と不安になるかもしれませんけど今は色んなタイプの
咬むワンコの保定や扱いを出来るだけたくさんこなして経験値を上げて
おけば就職した際は役に立つと思います。

クリーニング屋でも洗車屋でもないので、飼い主さんときっちり
コミュニケーションを取ってワンコにもトリマーにも負担やリスクが
少ない方法を見付けるのが「プロ」のトリマーですから
「こんな仕事イヤじゃ~!」と思わず頑張っていきましょう!

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