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★救助犬★バリーと言う犬のお話

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staff2 2009/3/19 17:32 閲覧 (24347)

とってもポカポカ気持ちにいい過ごしやすいお天気です。
一年中このくらいの陽気だったらいいなぁと思う今日この頃ですが・・・。
皆さんはいかがお過ごしですか!?
トリミング!?それとも春休みを取って行楽に!?

いいですねぇ、こんなお天気の日に野山に出かけるの(^-^*)v
ハルスキーやボードもまだ楽しめるみたいですね★

しかし・・・皆さん野山に出向く時は、事故や遭難にご注意を!!!
そんなオーバーなっておっしゃるかも知れませんが・・・。

毎年、どんな季節にも行楽地での事故は耐えないのです(;;)
だけどそんな事故にあってしまった人間を助けてくれる犬がいます!!
皆さんは救助犬をご存知ですか!?
災害救助犬は、犬の持つ鋭敏な嗅覚を生かし、浮遊臭(空中に漂う匂い)を捕らえて、瓦礫や土砂・雪崩の下敷きになってしまった被災者を発見・救助する犬のことです。
救助犬には犬種や血統の制約はありませんが、作業をする意欲の基となる好奇心、作業を続ける集中力、他人や他の犬に攻撃を仕掛けない友好性などが求められます。
このような性格は生まれつきのものだけでなく、飼主の育て方によっても変ってきます。現在救助犬として使われている犬種には、ジャーマン・シェパード・ドッグ、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー等がいます。
日本の災害救助犬も、1976年のフリオール地震から、1999年の台湾中部地震や、国内の災害に出動し、合計100名近い人命を救助してるそうです。
かっこいいですね(^o^)ノ★

なかでも救助犬の鏡というべき!歴史に残る有名な救助犬は、山岳救助犬セントバーナードのバリーでしょう。
バリーは生涯で41人以上の遭難者を救助しました。
しかし・・・。
悲劇は突然起こったのです・・・。
1814年にバリーは遭難者を助けようと遭難者に近づいたところ・・・。
オオカミと間違えて射殺されてしまったのです・・・。

。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

遭難者は何故!?やさしいバリーの目に気付かなかったのでしょう・・・(ノ◇≦。) ビェーン!!

「ボクが助けてあげよう!」・・・と
きっとバリーは優しい気持ちで一生懸命遭難者に近づいたはずなのに。

その後バリーにちなみ、この犬種をバリー・ハウンドという名称で呼ばれてきましたが、1828年にセント・バーナード(サン・ベルナールの英語読み)・ドッグと改名され現在に至ります。
 現在のセント・バーナード・ドッグは殆ど長毛種ですが、雪の中で活躍するには短毛種のほうが良いので、救助犬には短毛種が使われているそうです。

2G 使役犬 : セント・バーナード - ST. BERNARD
★原産地:スイス
★一般外貌セント・バーナードには下記の2つのバラエティーがある。
・ショートヘアード(スムース・コート)
・ロングヘアード(ラフ・コート)
いずれのバラエティーもサイズは際立って大きく、印象的な一般外貌である。
バランスが取れ、がっしりしており、筋肉質で、頭部は印象的で、注意深い表情をしている。
★毛色
地色はホワイトに様々な大きさの赤みがかったブラウンの斑があり、背やひばらには途切れない赤みがかったブラウンのブランケットが見られる。途切れているブランケットでも同等の価値がある。赤みがかったブラウンにブリンドルも許容される。茶色味を帯びたイエローも許容される。頭部はダークなシェードが望ましい。ボディのわずかなブラックのシェードは許容される。
必要なマーキング 
胸、足、尾の先端、マズル・バンド、ブレーズやうなじはホワイトでなければならない。>
望ましいマーキング 
ホワイト・カラー。左右対称なダークなマスク。
★体高 
牡:最低70cm~最高90cm
牝:最低65cm~最高80cm


現在(1999年現在)、日本災害救助犬協会は、東京消防庁や自治体と業務提携を結び、出動要請に応じて常時3頭の訓練を経た災害救助犬が出動出来るよう体制を整えているんだそうです。

銃社会ではない日本ではバリーのような悲しい出来事はあまり起こらないかも知れませんが、
災害はいつ起こるものなのか解りません(><;)
皆さんも行楽地に行かれる際はどんなに楽しくとも、事故がないようにご注意を!(`・д・´)
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