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中央動物専門学校 同窓会「冬季研修会」のレポート

カテゴリ : 
イベント紹介
執筆 : 
 2011/1/31 16:50 閲覧 (20204)
こんにちは、KENです。
最近、色々なシーンでご一緒する「GALLERY ARTESTA」の菊池さんの講義があると聞いて、会場になった中央動物専門学校に行ってきました。
※今回はデジカメを忘れたので携帯のカメラで撮影。画質悪くてごめんなさい。



ちなみに今回の講義は一般の方は参加できませんでした。
中央動物専門学校の「同窓会」という卒業生を対象とした仕組みがあって、その中のイベントとなります。

講師の菊池さんは、「美容師」でありながら「トリマー」でもあり、さらには「ドッグウエアのプロデュース」などもやられています。最近だと、中国の北京市にオープンした某ペットサロンのアドバイザーとしても活躍されています。(北京の話は後でレポートします)
現在、トリマー雑誌「trim」で連載をされていますね。

菊池さんのトレードマークである黒のジャケットにテンガロンハットは、この業界ではかなり目立ちます。。




講義は「カラーリングの知識」「メッシュカラーの技法」「サロンワークの心得」に関する内容でした。

カラーリングについては最初に一言

「カラーリングは薬剤を使うため危険が伴う。だから素人さんには絶対に使って欲しくない。逆にプロのトリマーなら、きちんと薬剤を理解した上で使ってほしい。」

菊池さんは、以前からカラー剤についてしっかり学んでいる美容師に対して、知識があまり無いままに安易にカラーリングを行ってしまうこの業界の事を危惧されていましたので、さすがの一言です。



カラー剤の種類や成分、危険性や注意点などを一通り学んだあと、菊池さんの愛犬アッシュ君を使っての実演や、美容師が実際に使っているマネキンを使ってメッシュカラーの体験をしました。


テクニックもそうですが、使う道具にも珍しいモノがありました。
例えば上の写真。アルミを適当な長さでカットしてくれる「ホイルマスター」というグッズです。
リボン用のラップやプードルなどのペーパーラップもこれで簡単に好きな長さでカットできればよいのにと思いましたが、アルミ用でペーパーラップには使えないみたいです。(気になる人は「アイビル ホイルマスター」で検索 )

その他、カラー調合の話やデザイン作りの考え方、仕事力をアップさせる思考についてのお話などがありました。


最近はブラックやブラウンの毛をブリーチして明るい色を入れたり、ミスカラーや老化で退色した毛をカバーするために染色したりするケースが増えていますので、今回のようにカラーについて専門的に勉強できる機会がもっと増えると良いですね。


Pet-it Fairies TAMAPLAZA × コンニチわんタッチ

カテゴリ : 
ショップ紹介
執筆 : 
 2011/1/4 16:10 閲覧 (30441)
こんにちは、KENです。

みなさんが働いている職場は、「顧客情報」をどのように管理されていますか?
紙カルテで管理されていますか?それともパソコンで顧客管理ソフトを使った電子カルテでしょうか?

私はこれまで働いてきたサロンで紙カルテと電子カルテ、両方とも経験してきました。
紙カルテは誰でも使えますし手軽ですよね。初期費用もほとんどかかりません。一方、電子カルテは

・ 導入時のコストが高い
・ キーボード操作に不慣れな場合は入力に時間がかかる
・ 操作を覚えるのが難しそう
・ パソコンが壊れたらどうするのよ?

と色々と導入に対しての不安面も多いかと思います。
普段からパソコンに慣れていない人でも何回か使っていれば直感的に使えるようになりますし、バッグアップを取ればパソコンが壊れても問題ないのですが、そうはいっても「紙で十分だわ・・・」という人は多いと思います。
現在トリマージェイピーは「コンニチわんタッチ」というペットサロン用顧客管理ソフトを販売しているA&Dコミュニケーションという業者さんと一緒にお仕事をしているのですが、その業者さんの話によると営業で訪問するお店の95%はまだ紙カルテのみで顧客管理をされているそうです。

人間の美容室だと考えられない数値だそうです。
個人的には、設置スペースの確保やDMなどの宛名印刷、データ解析や検索機能などを考慮すると、電子カルテは紙カルテより圧倒的に便利だと確信しているので、もっとこの業界に普及させたいなーと思っています。

そこで「顧客管理ソフトってどんな感じなの?」という疑問に少しでも応えられたらと思い、実際に「コンニチわんタッチ」を導入されているお店を直撃インタビューしてきました。
たまプラーザ駅近くにあるPet-it Fairies TAMAPLAZA(プチフェアリーズ たまプラーザ店)さんです。


駅前の東急百貨店の中にあるプチフェアリーズさんは、11月に一周年を迎えられたばかりの新しいお店です。ウッディな外観とガラスと鏡を多く取り入れた店内は高級感があり、たまプラーザの街並みにマッチしていました。


特にこちらの設備は目を引きます。犬用の酸素カプセル!?
疲労回復・ストレス解消・リハビリ効果などが期待できるのだとか。


マイクロバブル入浴に使用されているドッグバス。オシャレですねー。


店内は大きなガラスで仕切ってあって開放感がありました。


店長の瀬在丸さん曰く、この顧客管理ソフトを導入して一番メリットを感じたことは「電話がなったらカルテが自動的に開く」だそうです。

電子カルテと言っても沢山の種類がありますが、電話がなったら自動的に顧客カルテが開く機能は少ないと思います。これはCTIというシステムで(難しい説明は省略します)ようするに「電話なったらカルテが開く・・」そう覚えてもらえばOKです。

お客様からお電話を頂いても声が聞き取りにくかったり、最初から名前を名乗らない方もいます。丁寧に名乗っていただいても同じ苗字や犬名のお客様がいたりでまた聞きなおしたり・・。(実体験)
また紙カルテで管理している場合は、お客様の情報を大量のデータが詰まったフォルダから探さなければならない・・。
このように、お店もお客様も不便な経験することってありませんか?自分の経験では何度もそのようなケースに遭遇しました。顧客カルテが自動で開くと、そのような不便さはすべて解消されます。

実際はこんな感じです。




瀬在丸さんはこんなことも教えてくれました。
「着信と同時に顧客情報がわかるので、その瞬間からお客様のお名前を呼んで電話対応ができる」

ペットコンサルタントの金子男也さんも「接客するときは1回の接客中にお客さまの名前を3回以上呼びましょう!」って力説されていましたけどそれに近いものがありそうです。お客さまは店員さんから名前を呼んでもらえることに少なからず満足感を得るそうです。電話の声を聞いただけで「○○さんですね。いつもありがとうございます」なんて言われたら嬉しいですよね。(最初はビックリされる人もいるそうです)

次に以下の写真を見てください。


左のモニタと右のパソコン、同じ画面が表示されています。
複数のモニタで表示させることが可能なので、例えばレジ横とトリミング室に一台ずつモニタを設置したら両方から操作が可能になります。タッチパネル対応モニタならトリミング中でもキーボードやマウスを使わずに片手でさくさく操作できます。壁掛けモニタやモニターアームを使えば邪魔にならないと思います。

このほかにも、コンニチわんタッチにはトリミングの業務で使える機能、さまざまな使い方が満載なので今後もご紹介していきたいと思います。

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「できるだけ多くの方に使っていただきたい!」という希望から、特設サイト限定で「60日の試用期間」を作ってもらいました。(※通常、試用期間はありません)
まずはこの試用期間を使って、この顧客管理ソフトの素晴らしさを体験してみてください。
コンニチわんタッチ特設サイトhttp://www.ad-system.net/trimmer-jp/

取材協力
Pet-it Fairies TAMAPLAZA
〒225-0002
神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-7 東急百貨店専門店街 B1
営業時間10:00~20:00
http://www.ps-mickey.com/ (株式会社ペットサロンミッキー)




こんにちはKENです。
今回は、ジャパンドッグフェスティバル2010と同じ会場で開催された「東京ブロックトリマー委員会・自主研修会」の様子をレポートします。
ドッグビューティーコンテスト編はコチラ


テーマは「スタンダードプードルのカラー&デザインカット講義」です。JKC埼玉ブロックトリマー委員会の義務研修会に参加された方は記憶に新しいかと思いますが、8月に同様の講義が行われています。


講師はセピア動物専門学院の辻原尚寿先生。世界中のグルーミングコンテストで審査をやっている方なので、欧米のクリエイティブスタイルを学ぶ上では欠かせない先生です。

講義は「クリエイティブスタイルに対す基本的な考え方」から始まりました。
クリエイティブスタイルは、その奇抜な形やカラーから賛否両論ありますが、基本概念は米国からの動物愛護精神からきていることを強調されていました。


次にメリードゥビューティープロダクツ株式会社長よりペットエステ製品の説明がありました。

埼玉の時もそうでしたが、辻原先生が講義の中で強調している事の1つに「道具の安全性」があります。
カラー剤など、犬に直接使用するような道具の安全性にはとくに気を使っているようです。


モデル犬は、スタンダードプードル。埼玉の義務研修会に参加された方は「ああ、同じ犬か・・」と思われるかもしれませんが、まったくのコピーで、実は違う犬を同じスタイルに仕上げてあります。
←ちなみに埼玉の義務研修会の時



講義は辻原先生が解説をしながら、セピアの先生方がカットしていくというスタイル。


モニターでは今回のスタイルを作るまでのテクニックが紹介されていました。カラー剤の調合や染毛方法・色移りさせないシャンプー方法など、下準備の重要性が良く分かる内容です。



今回は大きなバラが印象的なスタイルですが、バラを作るための技術的な説明などもありました。



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