トリマーのお仕事情報サイトシュガースピン
今日はトリマー派遣の料金とトリミング料金の関係についてお話します。シュガースピンで派遣トリマーの紹介を始めたばかりの頃、クライアントさんによく言われたことがあります。「うちのお店はトリミングの料金が5000円だから1時間1500円の請求でトリミングの仕上げまで3時間もかかると儲けがありません。もっと時給を安くしてください。」と、こんな感じです。日本のトリミング料金というのは30年前とほとんど変わっていません。そしてトリマーさんの時給は1時間750円から850円が妥当といった思考が常識化しているのでお店側はトリミング料金の見直しをひたすら値下げ路線で考えます。この思考でいくとトリマーさんの生活水準は絶対に上がらないです。こんなんで本当に良いのでしょうか？もっと業界全体でトリマーさんの生活水準を上げてゆく思考がないと今に誰もやらなくなってしまいます。トリミングは立派な技術職でシザーリングの技術に加えスタイリングのセンスや飼い主さんとのコミュニケーション能力も問われるとても希少価値の高い職業だといえるでしょう。日本の若者の人口はこれからしばらく減ってゆきますがワンちゃんの頭数はここ最近のペットブームで増えています。それから考えるともっとトリマーの生活水準は高くてもいいハズ。※理由：スキルのあるトリマーはとても希少価値が高い。何も一般優良企業並みとは言ってません。せめて一人暮らしができるぐらいの収入があっても良いと感じます。吉野家（またかよ！）の例で言いますと、大体ですが都内の吉野家さんのアルバイト時給は1050円から1200円くらいの間です。※ロケーションと勤務時間帯で多少の幅があります。吉野屋さんのメインメニューは1杯380円の牛丼です。こんな風に書くと読者の中には「吉野家は大企業じゃないですか！」との声が聞こえてきそうですが吉野家の創業は一軒の牛丼屋から始まっており、その起源は町ののトリミングショップとなんら変わらないのです。一度、トリマーさんの時給の相場感になんの根拠があるのかみなさんも考えてみてください。ここは賛否両論だとおもいますがきっと皆さんも心のそこでは理解してくれていると思います。トリマーの生活水準をもっともっと良くしていきましょう！トリマーのお仕事情報サイトシュガースピン