競技スタート

競技開始からまだ数分……審査員が厳しく見つめています。

チェックポイントは多数あり、例をあげると以下のような項目があるそうです。

●犬の骨格構成、性格を理解しているか
●道具・器具の扱いに慣れ、目的に応じて正しく使用しているか
●立体的なトリミングができているか
●歩様により、カットスタイルが保持できるか
●犬体を理解し最大限に美しく表現できるか

…など、これはほんの一部なんですよ！




会場内に響く音は次第に、クリッパーからシザーへと変わっていきます。

「え！あの人もうクリッパー終わったの！」なんて焦っちゃいそうですね。でもそこはグっと気持ちを落ち着かせて、正確に、確実に！










トリミング競技参加者86名のうちミニチュア・シュナウザーが7名、そして2名の方がワイヤー・フォックス・テリアで出陳していました。

デザインカットコンテスト

さて、同時開催のデザインカット部門を見てみましょう！



この部門では、カット技術・独創性、そして仕上がりが審査基準になります。



カラーリングやリボン、エクステンションなどの装飾物もOKなんですね！



デザインカット部門の審査は「GALLERY ARTESTA」の菊池さんと「ワンズアップ」の中島さんが務めていらっしゃいました。



制限時間内に終了して審査をしてもらっているのでしょうか。
どんなカットなのか、私の角度から見づらくて残念！パレードでのお披露目を楽しみにしましょう！

ラストスパート！

トリミング競技部門エリアに戻りましょう。

と、ここで時計を見ると…残り23分です！！



クラウンまで着手したらもう一息！



私もすっかり応援気分になってしまい、「大丈夫！がんばれ！もうちょっと！」なんて心の中で声援を送っていました。




スタートからアッという間に2時間が経過し、競技は終了です。
終了の合図とともに、出陳者の方たちが隣近所の仲間と目を合わせ笑顔を見せ合う光景も見受けられました。

皆さんトリミングテーブルの上でスタックをして審査を待ちます。

訓練競技・アジリティ―競技

トリミング競技・審査と並行して訓練やアジリティ、臭気探知競技も行われていました。練習よりも上手く出来ての嬉し泣きなのか、それとも力が発揮できずの悔し泣きなのか、涙を見せる出陳者も…。

デザインカットパレード

すべての競技と審査が終わったあとは、デザインカットコンテストのパレードが始まります。
1頭づつ順番に登場して笑顔を振りまき、とっても華やかでした。

一部ですがご紹介します。

　結果発表　

≪　トリミング競技 学生の部　≫
★学生の部チャンピオン
上級　優秀賞　白土 未来さん（右）/　いばらき動物専門学院

中級　優秀賞　狩野 眞由子さん（中央）/中央動物専門学校
初級　優秀賞　北河 愛さん（左）/中部コンピューター・パティシエ・
保育専門学校




≪　トリミング競技 一般の部　≫
★一般の部チャンピオン
上級　優秀賞　亀田　晴香さん（右）/犬の美容室れん　

中級　優秀賞　柳田　幸子さん（中央）/株式会社ジョイフル本田
ペットセンター千葉ニュータウン店
初級　優秀賞　飯島　直子さん（左）/アドホック株式会社




≪　デザインカットコンテスト　≫
★デザインカットコンテストチャンピオン
アーティスティック賞①　水嶋 八千代さん（左）　

アーティスティック賞②　高橋 伸枝さん　（右）/Dog*Berry ドッグベリー
サロンスタイル賞①　古和　香菜恵さん（左から2人目）/GREENDOG代官山
サロンスタイル賞②　中川　亜希子さん（右から2人目）/GREENDOG代官山
ギャラリー賞　大工　志穂さん/鹿児島動物専門学校


≪　団体賞　≫

優勝　いばらき動物専門学院
準優勝　エコーペットビジネス総合学院