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trim 創刊一周年記念セミナーのレポート

カテゴリ : 
イベント紹介
執筆 : 
 2010/4/13 0:00 閲覧 (16674)
こんにちは、トリマージェイピーのKENです。

4月9日に高田馬場のアリミノビルで開催された「trim 創刊一周年記念セミナー」に参加してきました。今回はその時の様子をレポートしたいと思います。

講師はプードルのトップブリーダーとして世界中で活躍されている大村敏記先生と、アメリカのグルーミングコンテスト団体、IJAの審査員メンバーで活躍されているサーシャ・リース先生です。


●海外で活躍されているお二人のテクニックを見られるとあって、定員180名の席は満席でした。

サーシャ先生は元オペラ歌手ということで、講師紹介の後に一曲披露してくださいました。その大迫力の歌声に皆心奪われてしまった感じです。
さて、セミナーのプログラムは4部構成で、サーシャ先生のレッスンと大村先生による補足解説&カットというスタイルで進められました。

・第一部「受講者参加によるグルーミング・テクニック・レッスン」
・第二部「素早く仕上げるヨーロピアン・ペットクリップ」
・第三部「トイ・プードルのショークリップ」
・第四部「トイ・プードルのハンドリング」

第一部「受講者参加によるグルーミング・テクニック・レッスン」ではグルーミングにおける「バランスの概念」や、参加者のワンちゃんを使ってのレッスンでした。


●最初はサドルかと思っていたら途中から徐々にクリエイティブカットに移行。この辺のフランクさがアメリカっぽい!
●シザーリングのレクチャー中。手にしたのは10インチぐらいのロングシザー

第二部は、「素早く仕上げるヨーロピアン・ペットクリップ」です。「ジャーマン・クリップ」というスタイルを「クリップオンコーム」を使って30分以内で作り上げるというもの。「ジャーマン・クリップ」も「クリップオンコーム」も日本ではあまり聞きなれない言葉ですが、ジャーマン・クリップは欧米ではとても人気のあるスタイルなんだそうです。またクリップオンコームについても欧米ではとてもメジャーなグルーミング技法という説明がありました。クリップオンコームは日本では「アタッチメント」の名前のほうが馴染みあるでしょうか・・。




●サクサクっと仕上がったジャーマンクリップ。今回のテールは短く剃った作りでした。


第三部は「トイプードルのショークリップ」でした。
サーシャ先生が後躯を、大村先生がセットアップを担当されていましたがお二人の息もピッタリな様子。



第四部の「トイプードルのハンドリング」は時間の都合で見ることができませんでした。関係者の方に聞いた話だと一番内容が濃かったらしいです・・。残念!





英語でのセミナーなので言葉の意味やお国柄の相違はあったと思いますが、通訳者がグルーミングに理解のある方だったことと、大村先生の解説もあったので、私が想像していたよりも分かりやすいセミナーでした。

レッスンの途中で「日本と欧米のグルーミングスタイルの違い」についての話が色々と出てくるわけですが、例えば「ベイジングとドライングに対する考え方の違い」とか「カーブシザーの話」「クリエイティブなカットとはどういう事なのか」など、非常に興味深い話ばかりでした。

また「ドワーフに対する日本と欧米の認識の違い」「キドニーパッチの話」「フットラインの重要性」「ジャーマン・クリップでドッグショーに参加した人の話」などプードルの専門家だからこそ聞けるお話も満載でとても充実したセミナーだったと思います。

主催:株式会社インターズー
企画,協力:ワールドナビゲートInc.


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