田舎に残るべきか都会に出るべきか。

専門学校3年を卒業後、そのまま実家敷地内に３坪ほどのプレハブを置いて、１人で小さなトリミングサロンを始めて５年になります。

月４０～５０頭程度のご来店で、また、始めた当初腕に自信がなかったこともあり、料金を低くしすぎたため（消費税上昇を機に少しあげる予定ですが）、経済的には実家でやっているから成り立っているような状況です。

５年前当時は自宅開業しか選択肢がなかったのですが、今現在すぐではありませんが都会に働きに出ると選択肢も見え隠れしている状況です。

専門学校→そのまま開業だったので、大きなサロンで勉強したいと言う気持ちもあるのです。

ですが数少ないとはいえ、今来ていただいているお客様を捨てていくのも気が重く・・・
１５歳１６歳の高齢ワンちゃんは他の店で受け入れてもらえるのか？とか、他で断られてウチに来たワンちゃんはどうするんだろう？とか・・いろいろ考えてしまいます。

ですがほぼ「短く・丸刈りで」の注文ではカット技術が劇的に上がる気もしませんし・・

またわたしは２０代半ばで専門学校に入学したため、すでに３０代・・
都会に出るなら少しでも若いうちの方がいいのかな？とも思います。

思いつくままの乱文で失礼いたしました。

わたしは田舎に残るべきでしょうか？
都会で勉強すべきでしょうか？

もし都会に出るにしても店の改革に挑戦してみては？

値段をかなり引き上げてそれに対してお客様がどう反応するのか

もしお客様が逃げてしまったなら都会に出て技術を高める

どちらにしてもサロンとして独り立ちできる状況を作らないと今のまま田舎に残って続けてもいつか悩み疲れてしまうんじゃないかなと思います

ちなみに丸刈りや短くが多い原因はお客様や地域だけの問題じゃないと思いますよ
自分からしっかり提案できるかどうか
それができなきゃ田舎だって都会だって一緒です、結局毎回お任せになって楽なカットになっていきます

それも含めて今の店で挑戦してみてはどうかなぁと思います
そういう経験は雇われていたら絶対経験できないので貴重ですよ

未経験で開業で４０頭～５０頭　りっぱです。やっていける程度でも赤字でないこともすばらしい。　

お悩みの　「カット技術」　ってなんのことでしょうか？

そんなことに意味はありません。
すでのあなたを見込んでやってくるお客さんがそれだけいるんです。
世の中には「カット技術」が優秀でも開業しても続かないお店が５万とあります。

私のお客さんの中に何人も元トリマーだったという方がいます。
安減給で毎日６～８匹のカットをこなし、やがて「犬」が「物」に見えてきて業界をさってしまった方がほとんどです。
　しかも優秀な技術がありながらカットができない当方へお金を払ってもシャンプーを依頼するのです。

もちろんすべてがそのような方ではないでしょうが、Noah701さんには未経験でここまでやってこれた貴重な経営的センスがあります。
　わざわざ雇われる必要なないでしょう。
経営的センスは重要です。
お客さんはすべて同じことを考えているわけではありません。
Noah701さんの狙う顧客層は
「１５歳１６歳の高齢ワンちゃんは他の店で受け入れてもえないワンちゃん」
「他で断られたワンちゃん」

です。なかなか難し顧客ですが、Noah701さんは知らず知らず本当のお客さんの真相心理に触れたからこそ「なんとかしなければ」と思い、この業界で誰も手を付けたがらないニーズをつかんだのだと思いますよ。
　推測するに、たぶんお客さんはNoah701さん自身がまだ気が付いていない沢山のNoah701さんから離れられない満足を満たしていることと思います。
　価格は理由をしっかりと説明して徐々に上げる。４０～５０頭を８０～９０頭へ増加させる仕組みを作る努力をする。技術的な部分はお店を数日、数週間お休みにして都市の繁忙店で無給でも勉強させてもらってでもお店は続けるべきでしょう。技術のある人材を雇うというのも手ですよね。
　
「Noah701さんのお店でしか出来ないサービス」それが全てです。
誰も手が出せませんからね。

どの世界も優れた技術にはさらに優れた技術がありますから。

Mei2さん、edtさん

親切なアドバイスありがとうございました。大変参考になりました。

わたしがこんな考えを持ったのも、同じく専門→開業の友人が家庭の事情で２年ほど東京の大手のペットショップで働いて戻ってきた際に、かなりスキルアップして戻ってきたという話を聞いたからなのです。

田舎でのんびり仕事しているだけでは取り残されそうな気がしたわけです。

わたしのお店は３坪と極小で、見た目もぱっとしないため、少々問題があってもお客様を選ばないようにしようと心がけてきました。
その結果の高齢ワンちゃん＆他で断られたワンちゃんでした。

その方たちに必要とされているなら・・という気持ちもあります。

でも今すぐ決断という状況でもないですし、少し時間をかけてゆっくり考えたいと思います。

ありがとうございました。