辞めたいと思っているのですが…

始めまして。長文失礼致します。

私は今年の春でトリマー歴３年になりました。
職場の待遇としては、保険等加入済み・給与14万弱です。
立場としては丁度中堅にあたり、上には何人か先輩がいます。
少し前に、私より１年先に入った先輩が店長という肩書きになり、それに伴い私も本格的な中堅という立場になりました。

相談というのが職場を変えるか、職を離れるかです。

もともとオーナーが嫌いということや、店長がまだ頼りなくて不安、今現在中堅という立場であることを考えれば、現状にストレスを感じたり、不満に思うことがあるのも当然のように思います。

しかし、最近になって今のお店のやり方と自分が目指していたものがなんだか違うような、妙な違和感のようなものを感じるようになりました。
お店に就職した当初からなんとなく感じていたものではあるのですが『最初はどこもそうだろう』と新人の時にはあまり気にしていませんでした。
今年、節目ともなる３年が経ち、今になってその違和感を今までよりも強く感じるようになってしまったんです。

具体的に聞かれてもハッキリとは答えられないのですが、『こんなはずじゃなかったのに』という気分になります。

理想と現実の違いに困惑しているだけかもしれません。

加えて(ストレスのせいかもわかりませんが)『もう動物に関わりたくない』という気持ちが芽生え始めています。
犬の声を聞くだけでイライラしてしまったり、自分の愛犬にすらきつく当たってしまいます。
せめて少し考える時間が欲しいと思っているのですが、ゆっくり考えるにはあまりにもお店が忙しく、考えたければ辞めざるを得ないという感じです。

今辞めてしまうと私の穴を埋めるために、先輩や入って間もない新人に多大な迷惑がかかります。
迷惑のかからない辞め方なんてないのでしょうが、今は時期的にも現状的・環境的にもマズイ…という感じで…。

そう思ってしまうとなかなか１歩が踏み出せず、毎日モヤモヤしてしまい、仕事もろくに手がつかない感じです。簡単なカットがうまくいかなくなったり、変に時間がかかったりということが増えてきていて、自分でも歯がゆい気持ちでいっぱいなのに『期待してるんだからね』『上の立場としてしっかりやってよ』などと声を掛けられたりで色々な重圧に押しつぶされそうです。

姉や知人からは『向いてないんじゃない？』『そろそろ潮時かもね』と言われてしまいました。
トリマーの仕事が嫌いなわけじゃないけど、人にだけでなく犬にまでイライラしてしまうなんて…。
最初はお店を変えてみれば気分も変わるかもと思ってましたが、もう仕事自体を変えた方がいいのかもしれないと思い始めています。

ただ考えが甘いだけかもしれませんが、皆さんの意見を参考にしてみたく投稿させていただきました。
ご返答お待ちしております。

はじめまして。

この心の壁は誰でも何度でもまた.いつでも味わう心の葛藤だと思います。

私も27年くらい店を経営してトリマーを続けていますが..特に年末の戦争を越えたら犬と日本人の居ない国に逃げたいと毎年思うくらいですから。

店の雇っている女の子は..一度は言います。
「相談ですが..私犬が嫌いになりそうです」と..。

職場を変えるか.職を離れるかは..貴女がどうするかだけであるのですが

店の経営者は売り上げを考えるので.犬を時間の限り入れて人件費や光熱費等の
採算を計ろうとする。

雇われている人は犬が好きでこの仕事に就いても.犬と会話すら出来る余裕もなくカット..カットに追われて肉体的.精神的疲労で帰っても寝るだけであるけれど..その労働の割に報酬が少なく満足が得られないというところ。

蓄積されているストレスが犬の吠える声にイラつき.飼っている犬にも腹が立つ
様になるのは..毎日人間の赤ちゃんを育てているお母さんと同じストレスだと
思うのです。
自分の我が子でも..毎日オムツを替えて授乳を夜中も起きてして.泣き止まない
子を抱いて.タッチが出来たら今度はまた目が離せない状況。
そしてストレスが溜まり過ぎて虐待してしまったりってありますよね。

こういう時はどうすればいいか?
人の手を借りて子供を保育園に入れたりして..少し外の空気を吸うのです。
子供と少しの時間離れると心に余裕が出来て新鮮な気持ちで子供と関われると
思います。

貴女の場合は
*店長と話をしてバイトにしてもらい.週に3日とか決めて日数を減らす
*自分が自分のペースでカットが出来そうな店を探す＝辞める
*今の職場で人は人と考え自分のペースで仕事を楽しむ様に考え直す
*自分で経営する

私も貴女と同じ壁には何度もぶつかりましたが
結果..自分には合わない?と悩みながら続けているのは
自分のペースで楽しく仕事が出来ているからです。
どうして忙しく.犬も言うことをきいてくれず精神的にも肉体的にも大変なのに
続けられるかは
小さな目標があるからです。
本当に小さな目標ですが..
トラウマのある犬を自分がリードして克服できた時の喜び
カットのアレンジの楽しさ
その犬の持病や高齢の犬を上手くトリミングして.次回も元気で来てくれる喜び
お客様と犬を通しての会話の楽しさ
お客様がお迎えの時に「可愛い」と喜んでくれる顔や犬が毎回尾を振って来てくれる可愛さを見る事..他

毎日「今日はこうしよう」「これでいいか?」と一頭一頭に疑問を持ちながら
トリミングが出来るのは心に余裕を作るから出来るのです。

貴女は向いていないのではないですよ。
潮時でもないです。

周りに捉われ過ぎず.プロと言われる時間帯のカットであればマイペースで
やっていってみたらどうかなと思います。
何人かの先輩..中堅という立場に押し潰されて..犬の命を縮めるトリミングを
していませんか?
犬の気持ちになってトリミングをしていますか?
小さな命です..原点に戻って貴女が店の方針を行動で変えればいいと思いますよ。屈せずやってみて..それから無理なら辞めて他の店はどうなのか?を
見てみる事もいいと考えますよ。
心に余裕が出来れば
本来犬が好きな貴女はやれる人だと思っています。

ご返答ありがとうございます。

自分の中で不満や不安に思っていたことが少しだけ見えた気がしました。

まだ自分自身に対して納得のいかないことや、ハッキリしていない気持ち…スカッとしないというか、モヤモヤ雲がかかっているような気持ちがあるので、ご意見をご参考にしつつ今後の在り方についてよく考えたいと思います。

貴重なご意見、誠にありがとうございました。