Re: リンスの意味
tabby
| 2007/4/19 21:00
先生に聞いても詳しく教えてくれないとはその先生勉強不足ですね まぁそれが学校の現状でしょうか(ーー;) 幾つか分かる範囲で簡単にお答えしますね ショート用とそれ以外では、具体的にどうちがうのですか? 成分が違うとしか言いようが無いですね。。。成分については詳しく分かりません、経験上の話ですが同じメーカーの製品での仕上がりはそれほど大きな違いは感じれませんが他のメーカーの製品なら仕上がり方は違ったりしますので複数のメーカーを選ぶと良いかも知れません 仕上がりの元となる部分があるのかなと思います、その元にあれこれ付け足して仕上がりを微妙に変えているのかと リンス無しで毛が立つのは毛がまとまり静電気が発生している為に立ちやすい環境になっているからと思います 現在製造されているシャンプーのほとんどが弱酸性(4.5~5.5)ですのでシャンプーをするだけで毛と皮膚のpHは弱酸性へ戻ります、ですから毛がアルカリになっている事は恐らくありません 「リンスはpHコントロールだけではない」と「pHコントロールは石鹸系のみ」については 被毛は濡れた状態では弱くマイナスに荷電していて 損傷部分は特に強くマイナスに荷電しているそうです またシャンプーもアニオン系界面活性剤(マイナスイオンです)により汚れ(汚れはプラスイオンを持っています)を落としますのでシャンプー後はほぼマイナスに傾いていると思って良いですね そこにカチオン性界面活性剤(水中でプラスに符電)が含まれるリンスを使用する事で表面にくっついて膜を作るわけです この膜が汚れの付着を防いだり(汚れはリンスと同じプラスイオンですので反発しますから) 水分を保湿したりするわけです(静電気の発生を抑えます) 石鹸系シャンプーのリンスはこれとちょっと違います 石鹸系シャンプーはアルカリ性です、当然アルカリのシャンプーで洗うとキューティクルが開いてしまいますからそのままほっておくと水分が抜けてパサパサに(人の場合汗腺が発達しているので短時間で自然と弱酸性に戻すみたいです) そこで洗った後にキューティクルを閉じる為弱酸性に戻す酸性のリンスをします 石鹸シャンプーに使うリンスはもう一つ意味があって石鹸シャンプーは水道中に含まれるカルシウムやマグネシウムと結合して石鹸かす(金属石鹸とか呼ばれたりします)を作ります、その石鹸かすはそのままだと意味がありませんしまるでフケみたいに見え毛にまとわりつきます そこで酸性のリンスを入れる事でその石鹸かすの一部を脂肪酸に変えて流してくれるのです ちなみに犬用でも石鹸シャンプー色々出ていますが仕上がりがベトベトになるのはシャンプーの流しが甘くしてリンスをしっかり入れる事で脂肪酸を作り過ぎてベタベタに仕上がっています 補足ですが石鹸シャンプーは軟水器を使って洗うと最高に良いらしいですよ :kao08:
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