Re: やめないで　ー

そうですね～。 うちも何人辞めたか．．原因は様々ですが．． 経営者としての未熟だった時期ってあったな～と痛感する時も ありますよ確かに。 経営者として＝人間としてですね．．。 女の子のレベルに合わせて仕事をさせていても．時には彼女の限度を 越えた事もあるなと思ったら．．自分の技術のレベルの至らなさの押し付けもあったんだろうと．．。 こちらも余裕がなくなった時に感情的にもなったりして。 また．．相手に過剰に仕事を持たせすぎた事も原因でしょう。 今は女の子の仕事のレベルを十分フォローできるくらいの余裕が出来たので．．２頭終わらせて女の子のカットを一緒にやるという事でみています。 経営者の自分がトリマーでしたら．．自分が率先して手本となるし．． 経営者がトリマーではなければ．トリマーさんにはカットの仕事は任せるくらいに考えなければと思います。 私は．．本音は仕事は楽しくなきゃ続きません。 それだけの報酬が無ければ苦しいと思います。 なぜならこの仕事は集中力の継続ですから．．地味でコツコツとその部分を仕上げていくという内容だからですよね。 女の子は女の子なりにこれでいいのか．．と仕上げるでしょ。 それは認めるけれど．．こうなのよと手直しをして教えてあげなければ また悪いところも気がつかないし．．何故ここまで頑張っているのに 給料がこれだけ？という問題も発生する。 ここまでは完璧だけど．．ここからここまでを今度は完璧に出来るように なろう．．という小さな無理のない目標も与えなければ頑張れないし 分からないままだ。 カットをアレンジして想像力でどう切り込んでいこうかな～というくらいに なれば楽しいですが．．そこまでいくのには個人差はありますが ５年以上は掛かるでしょう。 経営者として育ててきている女の子を辞めさせない為にどうすればいいか．．と言う事を考えるのも経営者として生き残れる一つで大事だと考えますよ。 単に甘えさせるのでなく．．仕事が楽しく．生き甲斐になっているという 気持ちです。自分が経営者でありながらやはり働いてくれている子の 気持ちを思うから．．そう思う。 私が知り合った経営者の中で．．私に「給料はいくらほしい？」と聞いてきた。「多ければ多いほどいい」と答えたら．．やってみろと．．。 欲しい給料の倍稼げと．．．それだけ言いました。 稼ぐ＝カットをこなせば早く帰っても．．寝ててもいい．勿論好きな日に 休みにしてもいいと．．。肝っ玉の大きい経営者でしたよ。あの頃自分の無能さをむしろ感じましたよ。 うちは小さい店ですからアットホームで無理のない姿勢で犬を迎えて 女の子とも締める時は締めて．．雑談する時は笑いながらお昼は きちんと１２時から１時まで一緒に食事を取り．３時には好きな飲み物を 買ってきて皆で休憩を取り．．日曜日はお休みとしてやっていますよ。 経営者が心に余裕がなければ．．働く人もしんどいですから。