【5】簡単!!ペットアロマミストの作り方
材料 スプレーボトル(30ml用)
精製水あるいは天然水(軟水)30ml
精油 0.3ml
1. まず精油を用意しましょう。何種類かの精油を混ぜ合わせる、あるいは1種類の精油を
0.3ml(6滴)用意しましょう。
2. 精製水あるいは天然水をビーカーに用意し、そこに0.3mlの精油を加えます。
3. スプレーボトルにいれ、よく振ってください。出来上がりです。
4. 出来上がったミストは冷暗所に保管し、なるべく早く使い切ってくださいね。
このように簡単に作れるスプレーはトリミング台の清掃などにも使えますし、静電気防止剤の入ったブラッシング剤に精油を混ぜて、ブラッシングの際のもつれを解消するのにも役立ちます。
またアロマセラピーではお風呂に精油を入れて香りを楽しみながらリラックスしたり、一日の疲れを取ったりするのも良い方法です。その際はお風呂にお好きな精油を5滴まで入れることができます。あまり入れすぎるとお肌を刺激したり、気分が悪くなったりすることもあるので気をつけましょう。
皮膚から浸透させる方法としてはアロママッサージと言う方法があります。人間にアロママッサージを行う場合、20ml程度の植物油に1%の割合で精油を加え、マッサージオイルを作ります。そのマッサージオイルを全身に使用してマッサージをしていきます。
しかし犬の場合は被毛があります。犬の被毛には体を守る役割があります。シベリアンハスキーは寒さから体を守るために2重の被毛で覆われており、フォックステリアは森のブッシュから体を守るためにワイヤーのような堅い毛に覆われています。そのため人間では体を守るべき皮下脂肪が犬はとても薄く、その皮膚はとてもデリケートにできています。
犬の場合、人間のように皮膚にしっかりとマッサージオイルを浸透させるのではなく、被毛についたわずかなマッサージオイルが鼻や口から吸入され、脳を刺激したり肺から血液に入ったりして全身に行き渡るのです。
マッサージという手技を用いることにより、様々な組織に行き渡るスピードは加速されます。
人間のアロママッサージから想像すると、犬へのマッサージもマッサージオイルをたっぷり使ってしまいそうですが、私が推奨するのはわずかな量です。
スポイトで手のひらに落として4滴、この量で中型の犬まで対応します。
また2kgくらいの小さな犬へは2滴ほどでも十分です。
この量を手にひらに落としてゆっくりと両手をこすり合わせます。
そうするとほとんど手のひらに吸収されて、余分なオイルはなくなります。この状態からマッサージしていきます。
次のページでマッサージの方法をお話していきますね。
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