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2016年2月21日、「第11回 全国トリミングコンテスト」(主催:一般社団法人 日本動物専門学校協会・通称NAVA)が開催されました。協会に所属する学校の技術向上と学生達のモチベーションアップのために毎年1回開催されるコンテストです。今年は11回目の開催で、加盟校14校から48名が参加。
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毎年、持ち回りとなっている会場(=開催校)ですが、今年は 学校法人MGL学園 高崎動物専門学校 にて開催されました。
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このコンテストの特徴のひとつに「歓迎レセプション」というのがあります。コンテストの前日に、開催校が主催となって歓迎会を開き、各校の学生や指導者の交流を図るというもの。
なかでも、全国から集まった学生達がコンテストの意気込みを発表する「トークコーナー」は毎年大いに盛り上がる恒例イベントになっています。
「今年は絶対に勝ちに行きます!」と、闘志に燃える学校もあれば、「初出場なので勉強させてもらいます」と謙虚な学校もあり、それぞれの学校の意気込みが伝わってきます。
一方、学生達は全国から集まった同志の生の声を聞き、良い刺激になった事でしょう。明日のコンテストにどのような影響を及ぼすのか気になるところです。
コンテンスト当日
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一般社団法人日本動物専門学校協会 理事長 佐山先生による開会の挨拶
「悔いのない競技にしてください。」という内容の後に、NAVAが目指すペットスタイリストの4Kを目指しましょう!というお話は印象的でした。
ちなみに4Kとは・・
・「かがやく」ペットスタイリストになってください。
・「かっこいい」ペットスタイリストになってください。
・ワンちゃんもみなさんも「きれい」なペットスタイリストになってください。
・「かせげる」トリマーになってください。
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今年は協会からTシャツが配布され、参加者全員が着用してからコンテストに挑みます。
審査の公平性を重視する同協会では、参加校の制服によって審査に影響がでないよう、あえて同じシャツを着て、審査員にはどこの学校の生徒かわからない様にする意味があるようです。もちろん審査名簿にも学校名はありません。各学校から審査員が選出されていますが自校は審査できないという徹底ぶりです。
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開会式の後は、審査委員がモデル犬を審査する「プレジャッジ」があります。審査員は各学校からトリマーの教員が1名ずつと、NAVAトリマーライセンス審査員の計9名で審査します。
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いよいよ競技開始です。
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こちらのコンテストの特徴に、トリマーコース以外の動物看護やドッグトレーナーのクラスがあり、トリミングを専門としてない学生でも参加が可能なことやアタッチメントコームを使用するクリッパーを使用して、ボディを仕上げることが可能なクラスがあることなどが挙げられます。
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基本的にモデル犬はプードルです。トイからミディアムぐらいまでいたでしょうか。競技は4つにクラス分けされた試験ルールに沿って行われます。
4つのクラスは以下
・ベーシックAクラス
・ベーシックBクラス
・アドバンスクラス(オールシザー部門)
・アドバンスクラス(ペットスタイルリスト部門)
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競技時間はクラスごとに違います。ペットスタイリスト部門だとアタッチメントコームを使用し、通常120分のところを90分以内で仕上げます。
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競技時間も終了し、審査が始まりました。
結果はいかに!?
第11回全国トリミングコンテスト表彰者一覧
今回のコンテストで理事長賞を獲得したのは高崎動物専門学校の野澤さん&パートナー犬の“やまと”ちゃんでした。
2回目の参加となった今回は3か月間コートを伸ばして挑んだそうです。
ちなみに高崎動物専門学校は昨年に続きV2達成です。おめでとうございます。
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理事長賞
アドバンスクラス ペットスタイリスト部門
野澤 美裕 高崎動物専門学校
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ベーシックAクラス(トリマーコース1年生)
最優秀技術賞 糸川 まり 国際ペット総合専門学校
優秀技術賞 小林 万衣 日本ペット&アニマル専門学校
技術賞 田辺 菜緒 国際ペット専門学校福井
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ベーシックBクラス(トリマーコース以外)
最優秀技術賞 宮沢 悠里 日本ペット&アニマル専門学校
優秀技術賞 山口 真由 アジア動物専門学校
技術賞 浦野 美波 高崎動物専門学校
技術賞 平石 美花 高崎動物専門学校
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アドバンスクラス オールシザー部門(トリマーコース2年生)
最優秀技術賞 池田 奈津見 アジア動物専門学校
優秀技術賞 武部 克乘 国際ペット専門学校金沢
技術賞 木下 実咲 国際ペット総合専門学校
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アドバンスクラス ペットスタイリスト部門(トリマーコース2年生)
最優秀技術賞 冨山 幹永 アジア動物専門学校
優秀技術賞 田子 美季 太田動物専門学校
技術賞 松本 法子 高崎動物専門学校
技術賞 矢野 伶奈 太田動物専門学校
応援旗
コンテスト会場には出場者を応援する「応援旗」が並んでいました。
今回出場できなかった生徒達からの、熱い応援メッセージが書き込まれています。
この応援旗もトリマー雑誌「trim」でおなじみの株式会社インターズーさんより特別な賞が用意されています。こちらの旗も年々レベルが上がってきていて、最近では立体的な作りのものが目立つようになりました。
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応援旗 優秀作品賞
国際ペット専門学校金沢
アジア動物専門学校
日本ペット&アニマル専門学校
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