2年前から始めたハッピートリマーの連載が今月号で終了しました。この業界に対する正直な気持ちを色々書かせていただきました。
こんにちは、トリマージェイピーのKENです。
さて、世の中には「二束のわらじを履くトリマー」が沢山います。
トリマーとは別に仕事を持っている方々のことです。私自身もトリマーの仕事をしながらトリマージェイピーの製作から管理まで行うウェブマスターの仕事をやっています。そんな「二束のわらじを履くトリマー」ですが、私のお会いしたトリマーさんの中でも特に凄腕のトリマーさんが2人います。一人は「一級建築士×トリマー」の二村陽子さん(HONDEHOK代表)。もう一人は「獣医師×トリマー」の箱崎加奈子先生(ペットスペース&アニマルクリニック まりも 院長)です。今回は、箱崎先生のクリニックへ訪問した際のレポートです。
※ 二村さんについては今度遊びに行ったら取材してきます。
(現在ハッピートリマーでサロン設計の連載をされていますよ)
クリニックの外観です。シーズーとヨーキーの写真は箱崎さんの愛犬達です。
箱崎先生は獣医大学に合格した月から都内のトリミングスクールに通われていたそうで、その理由は「自分の犬のトリミングをしたかったから・・」。なんともストレートな答えです。
箱崎先生は獣医師がトリミングスクールを卒業しただけの「なんちゃってトリマー」ではありません。大学一年生のころから週4~5日はサロンやペットショップでトリマーや販売員のバイトをやっていて、トリマーの経験も9年。最近まで派遣トリマーとしても色々なお店や病院で活躍されていました。
もちろん、色々な動物病院でのキャリアもあるので「獣医師」の仕事も「トリマー」の仕事も両方ともこなせる凄い方なのです。実はドッグトレーニングの学校も卒業されています!
そんな箱崎先生、今年の6月に「ペットスペース&アニマルクリニック まりも」を開業されました。
このクリニックのコンセプトはこれまでの経験を生かし、病気はもちろんのこと、日常の予防を含めた健康管理、ケア、トリミング、預かり、しつけなどを行う、気軽に立ち寄れるペットオーナーのためのコミュニティスペースを目指す。
今回、箱崎先生のお話を聞いて“トリマー目線で獣医学を語れる”“獣医師目線でトリミングを語れる”って凄い事だな~と思いました。トリミングの話では共感できるし、獣医学的な話になった場合でも分かりやすいし勉強になります。次回、プロ向けのセミナーが開催される情報をキャッチしたらイベント案内で皆さんにもアナウンスしますね。
箱崎先生、スタッフの皆さん、お邪魔しました~。
ペットスペース&アニマルクリニック まりも
http://www.petspace-marimo.com/