派遣でのお仕事を通して私は貴重な体験をしました。

ずっとお店に来ていた
ゴールデンレトリーバーのゴン太が体調を壊したのは、
つい先日のことでした。
病院で検査を受けると首と背中に大きな腫瘍が、
もう手の施しようのない状態でした。
病院に入院していることも出来るのですが。
いつもトリミングに来ていたショップにいるのが一番いいだろう。
飼い主さんの意向でお店に来ることになりました。

息は荒くとても苦しそうなゴン太。
もう立ち上がることも出来ません。
元気だった頃の姿が思い出され涙が出そうになりました。
この足でたくさん走ったよね、たくさんいたずらしてくれたよね。
力なく横たわるゴン太。

だけど誰も傍にいなくなると、かすれた声で誰かを呼びます。

死に隣ると、人も動物も誰でもいいからそばにいて欲しいと思う。
それを強く感じた経験でした。

出来ることなら、もう一度元気に駆け回って欲しい。
いたずらをしたことも、もう全部許すから…。

出来るだけ傍にいてあげたい。
ずっと傍にいるよ。
だから、、ゴン太ゆっくりお休。
いっぱいのやさしさで、抱きしめてあげました。

元気だった頃の君の思いでは、、、永遠に私の胸に残る。