ペットショップ ジョーカーが関西の企業の子会社になりましたね。俗にいうM&Aというやつです。これからのペット業界に影響力のある今年一番のビックニュースでした。
さて、トリマーJPでも「店舗譲渡」の掲示板がありますし、実際「店舗譲渡」を考えているオーナーさんもいると思います。でも、どうすれば良いか悩んでいるという方も多いのではないでしょうか?
実はフジフィールドのトリミングサロン7店舗ある中の5店舗が譲渡していただいたものです。そこで店舗譲渡の交渉のとき、フジフィールドで何をチェックしているかを参考にお伝えしたいと思います。
1,譲渡は経営状態の良い
多くの譲渡話は経営が悪化しているマイナスの店舗譲渡です。経営状態の良い時に店舗を譲渡しようとは思わないですよね。でも経営が悪化していると買い手が見つかりにくいし、購入側の言い値になってしまいます。だからできるだけ経営の良い状態でお話しをもらえればと思います。
2,スタッフが残っていること
店舗譲渡の魅力はそのまま営業ができる事なので、できるだけスタッフを引き継ぎたいと思います。オーナーもスタッフいなければ、ただ居ぬき物件の契約になってしまいます。だから最低でもメイントリマーとして働いていたスタッフには残っていただかないとですね。
3,オーナーが居なくて大丈夫
オーナーが毎日店頭で頑張っていることはすごいです…が、店舗譲渡には向いていません。そういうお店はオーナーが居ないと運営ができないからです。もし店舗譲渡を考えるのであればオーナーが居なくなっても大丈夫なように準備してください。
4,数字の把握が出来ているお店
店舗譲渡は過去の数値で判断します。その為、最低3年分の年売上・月次売上・損益・賃金台帳など色々な資料が必要です。こういったものがないと、購入側も査定が出来ないので日々の管理をしておいてくださいね。
本当はもっ色々あって結構大変だと思います。
でも考え方を変えれば「高く店舗譲渡ができるお店」=「他者からみて経営状態の良いお店」ともいえます。だから私も「うちを高く売れる会社にする」を念頭においていますので、皆さんもちょっと気にしてみてください。
そして、これからも良い店舗譲渡のお話があればと思っていますので、お考えの方いましたらご連絡ください!
逆に当社フジフィールドをM&Aしていただけるような企業様いればご連絡ください(笑)。
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