1年目トリマーの時間配分について

2年制の学校を今月卒業したばかりです。
在学中の時から時間が課題で、時間の意識を改めたり原因を考えたり努力はしたつもりですが、今も改善できていません。
就職活動で3件インターンに行きましたが、3件全てのサロンで時間についてのご指摘を頂いてしまいました。

普通サイズのお利口なトイプードルで、グルーミングに1時間半、カットに1時間半、計3時間はかかります。
毛量の多い子や体格の大きい子、毛玉やもつれが多い子や嫌がる子の場合、これにプラスで30分ほどかかってしまいます。

チワワやダックスのシャンプーコースで、1時間~1時間20分ほどです。

自分の中ではこれでも焦るほど急ぐ意識を持って作業を行っています。
正直、どうして周りの人は早い時間で終わるのか、どうして自分はこんなに時間がかかるのか、もう分かりません。
どんなに頑張っても、考えても、意識を持っても、これ以上時間が短縮できません。

最近は向いていないのではとさえ思えてきて、今も泣きそうです。

みなさんが学生や新卒のトリマーの作業を見ていて、時間がかかっているなと思う原因や作業、時間短縮に有効な方法やアドバイスを教えてください。

私も1年目です(ハサミを持ち始めての計算です)⸜(* ॑ ॑* )⸝

時間かかるのわかります。
私も最近とっても時間がかかります。
周りからは切り替えを早くした方がいいと言われたり、切っていいところと切らないところをハッキリさせないから遅いなど言われましたが、上手に出来なくて(´；ω；｀)

シャンプーをとにかく手早くしたり、乾かすのはブロアーメインにしたりと色々しています。

今やっているのは
・ひとつの事に固執しない(爪切り嫌がったらなるべく早い段階で次の作業にとりあえず進む)

・シャンプー2回やるので1回目は軽く流し、2回目でしっかり流す

・ブロアーで水を飛ばして&毛を伸ばして、スタンドドライヤーで顔と最後の仕上げをする

・とにかく時計を気にして見るということを意識して顔のカットは30分くらいで終わらせる

・カットはパヤ毛をとりあえず切ってそこから綺麗に作る

などなど

時間はもちろん大事ですし、お客様とのお約束時間を守る、わんちゃんが疲れたり、飽きないようにしたいのですが、何より大事なのは最後まで怪我なく無事に可愛くしてあげてお返しすることだと個人的には思うので、時間内に終わりそうにないなって思ったら、周りの人に助けて貰うのもありかとお思います(*^^*)

10926さんは丁寧なのかと思うので、わんちゃんに寄り添えるような対応が出来そうなので、頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧

専門学校時代には、具体的にどういった指摘を受けて、どう改善を試みましたか？
今は働いていないのでしょうか？
作業全体が遅いのか、特定の作業が遅いのか
そもそも作業以外も遅いのかで、改善策が違ってきます

自分の作業を動画で撮って見返してみるなど
してみてはどうでしょうか？

例えば１つの作業の間に、何度も謎の休憩を入れる人
（本人は考えているのかもしれないけど、他からみたら休んでる）
カットで、完成がわからずいつまでも切っている
失敗が怖くて、爪を１ミリずつしか切れない
それぞれ改善策が違うので、まずはご自身を客観手に見てみるか
実際に誰かに見てもらって、アドバイスをもらうのが１番だと思います

今はスピードよりも、ちまちま時間かけて写真映えするトリミングを重視するお店も多いので、プードル３時間かけてるお店も少なくないですよ。それにまだ新卒なのに、スピードだけを求めるお店もオカシイと思うので、アセっても良い事ないので、まずは１つ１つの作業をしっかりと出来るようになってから少しずつスピードアップするしかないと思います。

温かく育ててくれる職場を見つける事が先決ですね。

新卒でその時間配分はかなり早いほうだと思います！逆に、時間短縮に気を取られて完成度が落ちるのではないか、、、（ベテランでも時間は短いが完成度の低い方はいます）の方が心配です
それはさておき、私も時間をかけてしまう方でした。
そこで私が考えたのは、2点です
1)苦手なことはじっくり向き合い、得意なことは時間短縮を目指す
2)道具の特性・犬の体の構造を研究する

まず1)ですが、苦手な作業の技術を向上させ且つ時間短縮することは、大変な努力と経験が必要です。これについては焦らずじっくり向き合うべきです
得意な作業は時間短縮をしやすいです。なのでまずは自身の技術について、ここを見極めるのが大事かと思います。
次に2)ですが、ご自身が使っている道具の特性や犬種別の毛の特徴などは研究されていますか？
それを知ることで、無駄な作業がへります。
例えば、ポメラニアンのブロー。私はまず低音の風で全身の絡み・もつれを取ります。それが終わったら風の温度を上げて乾かしてゆきます。これ、端から完璧に乾かしてゆくよりかなり時間短縮できます。このやり方はプードルには不向きです。そうやって犬種ごとにブロー方法を変えています。ブロアーの当て方も変えてます。
その他だと、爪切りを時間短縮させるために、爪の構造や伸び方を研究しました。
それにより、爪の断面を見れば場合によっては1発で爪切りが終わります。出血してもクイックストップの正しい使い方を調べることであっという間に止血できます。
また、犬の体の構造を理解することで、犬に負担のない保定が出来、スムーズに作業が進みます
そんな感じで、新卒時2時間かかっていたダックスのシャンプーが45分で今では出来るようになりました。
1つ1つの作業を丁寧に見返してみてください
焦る必要はありません
ファイト！