トリミングサロンを開業して、中にはトリマー求人募集をかけ、従業員を雇おうという方もいると思います。
トリミングサロン新資金力の少ない規開業時は人件費が経営を圧迫してしまいますので、一人から始めるのもいいと思いますが、お客様からすると一人よりも最低3人いるほうがイメージが大分よくなり、リピート率にも影響してきますのでトリマーの求人をかけるほうがいいですね。
もちろん、一人で裁けなくなってくるとトリマーの求人面接は絶対に通る道です。
正直トリマーによって売上が大きく変わってくるくらい人を雇うってすごい大事です!
あなたがどこかお店に行った時に、気も利かないし愛想も悪い、そんなやる気のない店員がいたらどう思いますか?「このお店は最悪」と思いますよね?
そこで働く従業員の対応が悪ければ、すべてお店側の教育がなっていないと判断されてしまいます。
人って大きくわけて5種類の性格があると言われていますが、あなたがどんなに良いお店にしたいと熱い思いを持って接客や従業員教育に力をいれていても、従業員の心に響かなければ何も変わらないです。従業員が失礼な態度をとればあのお店は最悪という噂がすぐ広がります。その従業員が辞めたとしてもね!
あなたは何があってもそこでお店を続けていかなければなりませんが、アルバイトや従業員は、簡単に辞めていきます。辞めてもそのトリマーには何も影響がないですから、適当な接客をとってしまうトリマーもいるのが事実です。
あなたの面接時の採用するかどうかが、今後のあなたのお店の評判に大きく関係します!
そこで今日は、そんなブラックトリマーを雇ってしまわないために、面接で何を判断して採用すればいいのかをお話します。はじめて従業員採用面接をする人も多いと思いますので今日の内容に注意して行えば問題ないですよ!
「絶対に採用してはいけない人」
1、 先輩や経営者に不満を持つ人
→ 面接の質問で「あなたは前に務めてたお店ってどんなとこだった?」とか「一人くらいは先輩とか店長にムカつく人いたでしょう?」と聞いて、不満や気に入らなかったことを話す人間は絶対採用してはダメです。
どんな職場でも色んな性格の人がいますし、いいことばかりではないです。その中で一人でも不満を口にする人は、オーナーである、あなたに対しても必ず不満を持ちます。経営者って一番嫌われるポジションですからね。
あなたに対して不満を持ち、信頼関係がなくなっている状態で、あなたが何を言っても従業員の心に響きませんし、他の従業員に裏で不満を愚痴るので、頑張っている従業員の足を引っ張り全体のモチベーションがどんどん落ちてしまいます。
逆に「前の職場では店長が尊敬できる人で皆とっても先輩ばかりでした」のように話す人は採用したほうがいい人材ですね!
2、 夢を持っていない人
トリマーとしての将来の夢を持っていなく、資格を持っているからとりあえずトリミングサロンに面接にきたという人間は、あなたが毎月給料を払ってその従業員に投資し、一人前に育てたとしても戦力になる前に確実に辞めていきます。
経営者の仕事は従業員に大きな夢を話、同じ夢のためにやってやるぞ!というやる気を従業員に持たせることです。大きな夢がある人は、あなたの語った夢に賛同して一緒になってやってくれますから、従業員全体のモチベーションを一気にあげることができます。
夢が大きければ大きいほど、どんな壁にも辛抱強く耐えていけますし、あとで話す従業員のモチベーションを上げる方法でも活躍するのですが、一番夢を持っている人のほうがモチベーションを上げやすいです。
3、 面接で話してみて、あなたが直感で合わないと思った人
お店の経営者はあなたです。城の主ってところです。そんなあなたに愛嬌がよくて、あなたのことをおだてるくらいの性格の子でないと、雇ってからそのままお客様に同じ対応をとると思ってください。
逆を言えば、言い方が悪いですが、あなたをおだてて、良い気分にさせられるトリマーは、同じようにお客様を良い気分にさせることができますのでそういう性格を持った人を採用したほうがいいです!
人に尽くすことができる人は必須ですね!
普通初めて人を採用するとなると、その人の技術やトリマーとしての経験年数、実績ばかりを気にして採用しますが、正直これまったく意味ないです!
技術は従業員のモチベーションを高めてあげれば、自分から色んなことを吸収しようとしますから半年もすれば一人前のトリマーになります。
技術面はやればすぐに変えられますが、その子がもともと持っている性格を変えるのは難しいです。面接では技術面ではなく、その子の性格で判断することが大事です。
上記3つに当てはまる人は、僕が色んなトリマーを見てきて、絶対にやる気にさせられない性格です。あなたの時間と労力を使って一生懸命指導しても長くても半年以内に辞めていきますし、お店にとってメリットがありません。僕なら絶対に採用しないですね。
あなたも面接の時は上記のようなブラックトリマーを雇いいれて、痛い目に合わないように、面接時のポイントを抑えて面接してみてください。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。
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