トリミングサロン、ペットサロンの多くが１２月のトリミング予約は、どのお店もすでに予約で埋っているのではないでしょうか☆




１２月はトリミングサロンも繁忙期ですし、いつもはヒマなサロンさんでも、何もしなくても、他のサロンで予約が埋っていると断られた新規のお客様からの電話が自然となりますし、




年に１回のトリミングの人、数ヶ月に一回のペースのお客様、毎月トリミングにきてくださっているお客様、全部がこの年末の１ヶ月間に集中してきます。




もちろん、２ヶ月に一回ペースの人で１１月に来たお客様は１月で良いって人もいますけど（笑）




逆を言うと、「年越し前にキレイにしたい」っというのが日本人の心ですから、この時期のお客様の数が、一年間やってきた営業の評価みたいなものですよね。




そこで、忙しい時だからこそペットサロン経営者が忘れてはいけないことが３つあります。




「人」、「謙虚さ」、「印象」




「人」・・・


主役はワンちゃんです。

でもトリマーもお店を判断するお客様もそこに関わるのは「人」です。




経営者からすれば、一件でも多くトリミングして最高益を出して今年を締めくくりたいものですよね。




でも無理に予約を詰め込んでしまったら、トリマーは休憩もろくにとらずに時間に追われてバタバタの一日を過ごします。




どんなに優秀なスタッフでも、「人」ですから、疲労で集中力が切れてしまえば、カットも雑になりますし、ケガをさせてしまうことだってあります。




また、時間に追われて、バタバタと作業に集中していたら、スタッフ全員で来店したお客様に元気に「ありがとうございました」なんて当たり前のことだっておろそかになってしまって、お客様からすれば、シカトされた感じがしますよね。




僕たちからすれば、全員が大切なお客様ですけど、お客様からすれば、「自分だけがお客様」であって、一番大切にしてほしいと思うものです。





たとえば、あなたがいつも使っているお店に年末の忙しい時に行ったとき、

帰る時にどんなに忙しくてもスタッフ皆が「今年は本当に〇〇様にはお世話になりました。来年度もよろしくお願いします。またお待ちしております！」


って言われたら、なんだか自分だけ特別な扱いをされているようで優越感があり、嬉しくなりませんか？




自分がお客で行っていたら、やっぱりお客の中で自分が一番大切にしてもらってると思うと嬉しくなりますよね。また来年もここに来ようって！




そうやって忙しいときだって「お客様は大切な人です！」って言葉で伝えなければ、人には伝わらないんです。




また、お客様からすれば、皆楽しみにトリミングに出して、年末のイベント等で一緒に出かけることを思い描いているのに、カットが雑だったり、ケガなんてさせられたら、なんだか裏切られた感じがして二度とそんなお店行きたくないですよね。





トリマーもお客様も「人」！！





トリマーが１００％のカットができるように、休憩時間や人員調整をしたり、朝礼でお客様への気遣いは忘れないで元気に挨拶！っとかって全員に周知徹底させて、お客様全員に喜んで帰っていただくには、どうしてほしいのかを伝えるのが、経営者の仕事だと思います！





ケガをしない！可愛く最高のカットをする！気持ちの良い挨拶をする！





これらは、日常ならトリマー誰もができることですけど、「人」ですから、頭ではわかっていても、忙しく疲労が溜まると、どうしてもミスをするものです。





完璧な人はいないですからね?





「ただ頭ごなしに注意！！」したって改善なんてできません。

スタッフ皆頭ではわかっているけど、忙しい中で行動がついてこないんです。




経営者はそれを理解した上で、どうしたらいいのかを考えて、皆が良い仕事をしてくれるように環境を整えるのが大切ですよ！





忙しいときこそ従業員からの不満も出やすいとき！経営者についてきたい！と思えるかどうか経営者の腕の見せ所です☆





ちょっと話が長くなってしまったので、この辺で！


次回続きの「謙虚さ」についてお話します。
お楽しみに☆












最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。