トリミングサロン経営をしたらそりゃあ人気店だとか地域1番店にしたい!!
って思うのが普通ですよね。
僕もいつも地域で一番の人気店にするぞ!っていってきましたけど、
じゃあ人気店って何を基準に、どうなれば人気店なのか??
ある人が言っていて、ずっと僕の教訓になっている言葉があるんですけど、
「人気」というのは、「人の気を集めること」
よくスタッフにこの話をするときにアンパンマンの話をするんですけど。
アンパンマンって人気のアニメを知ってますかね(笑)
ジャムおじさんたちが作ったパンの顔したアンパンマンが空を飛んでると、町の人達が
「お?い!アンパンマ?ン!!」って笑顔で手を振っている光景がよく出てきます。
あなたはどうですか?
たとえばデパートに出かけたときに、「お?い!○○さん!」なんて皆が寄ってくることなんてないですよね。
じゃあどうしてアンパンマンが周囲の人から愛されているかというと、
お腹をすかして泣いている人がいれば、自分の顔をちぎってパンを分けてあげるし、
困っている人がいれば助けてあげる、
そこに自分への見返りや利益なんて求めていないうえに、自分の身を削っても相手のために何かしてあげたいという好意を与えています。
だから好意を受けた人達は、アンパンマンに好意をもつし、
これが「人気」の根本だと思うんですよね。
トリミングサロンでも人気店ってこれが分かっているかどうかで決まるんじゃないでしょうかね。
かといって利益を出さないと運営ができませんから、サービスへの正当な対価は貰わなければいけませんけど、
自分の利益ばかりを考えて、どうせ素人にはわからないだとうと安いシャンプーを使っているのに、高いお金を請求したり、
本当は必要ない商品までを言葉巧みに売りつけたり、
今日は頭数が多くて疲れたから、ちょっとわからない程度に手抜きしちゃおうとか
自分の予定が入ったから、予約の入っているお客様にウソをついて、自分の都合の良い日に変更してもらおうとか、
自分の利益ばかり考えて行動しているお店に、お客様は行為を持ってなんてくれませんから、最後は閑古鳥がないてしまいます。
僕がスタッフに言っているのは、自分の技術、知識、経験を駆使して、お店に足を運んでくれたお客様のために何か1つ自分がしてあげられることはないか考えて接客するように言っています。
自分のところにおいてある商品がお客様の悩みに応えられる場合であっても、他のお店でもっと安く売っているのなら、そちらを進めます。
そうやってお客様のために精神を持ってやっていると、今度はお客様から友達を紹介してくれたり、自分に好意を与えてくれます。
これは従業員に対してもそうです。
自分の利益を先に考えて、従業員の給料はコストだから安く押さえようとか、
使っているんだから面倒な作業は全部やらせようとか、
いくら自分の経営するお店でも、自分の利益ばかりを考えて行動している人には誰もついてきませんし、力も貸してくれません。
逆に自分のことは差し置いて、従業員のために自分のできることはないか!ばかり考えて行動していると、どんどん成長して、逆に自分が困っていると力を貸してくれます。
人間って面白いものですよね(笑)
あなたはどうですか?雇っているスタッフから、来店してくれているお客様から、人気者ですか?
人って弱いので、意外と振り返ると自分の利益を先に考えて行動している時があります。
やっぱり自分が可愛いですし。
だからこそ、この「人に好意を与える」ということができる人が、
周囲から愛される人気者になって、多くの人が来店する人気サロンになるんじゃないでしょうか。
もし今うまく言っていない人がいたら、まずは自分の行動を振り返ってみてください。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。
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