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■トリマーの資格について




世の中には色々な資格がありますが、トリマーにも資格と呼ばれるものがあります。
日本の資格は、国家資格、公的資格、民間資格の3種類に大別されますますが、トリマーという資格は「民間資格」に分類されます。



国家資格とは

国の法律に基づいて、個人の能力、知識を判定し、特定の職業を営む資格を与えるものです。国家資格とは資格を得ると、法律により一定の社会的地位が保証されます。例えば、獣医師、弁護士、建築士などがこれにあたります。

公的資格とは 国家資格以外で、所轄官庁が認定する資格です。公的資格とは独占的に業務ができるといった保証はありませんが、資格を得ることで一定のレベルの能力があることを保証できます。

民間資格とは 民間の会社や団体が主催、実施する試験に合格した者に与えられる資格です。社会的に広く認知され職業に結びつくものから、そうでないものまで多岐にわたります。


獣医師は国家資格なので免許がなければ法律違反となりますが、トリマーは国家資格ではないので、仮に「トリマーの資格・免許」を持っていなくとも、トリマーとして名乗ったり実際にトリミングを行っても法律違反にはなりません。言い換えれば「技術さえあればトリマーに資格は必要ない」という事です。

しかし、ある一定の基準があったほうが色々と都合の良い場合があります。
例えば、トリミングスクールは「卒業試験」「卒業基準」として民間の資格、あるいは独自の資格取得を設けている学校が多くあります。生徒たちは「資格の取得=一定基準のクリア」を目指して日々勉強をし、無事に合格できる頃(=卒業)にはトリマーとしてある程度の技術が身についています。信用の高い資格取得を「ウリ」にする学校もあります。

就職活動では、面接時に「トリマーの技術力」を知る上での情報となります。
先にも述べましたが、「資格を持っている=トリマーとして一定基準をクリアしている」と判断できます。よって面接時には「この人はある程度の技術を持っている」という参考にはなりますが、資格の有無で就職が有利になるかどうかは微妙なところです。
最近では資格の有無が重要視されることは少なくなっているのも事実です。
その理由として、必ずしも「"資格を持っているトリマー=優れたトリマー"ではない」という考え方や、メンタル面を重視する風潮が強くなっていることなどが上げられます。

「技術の向上」という意味で資格を取得する選択もあります。
一度社会に出てしまうと「トリマーとしての技術力」を職場以外で試すチャンスがなくなります。現在の位よりも上の資格を目指す試験は、自分自身への挑戦であり、トリミングに対してマンネリ化した意識を高めます。これはトリマーの試験に限定するものでなく、技術者として常に向上心を持つことが大切だという事です。

人によって資格に対する考え、価値観は違います。
「資格なんて必要ない」と言う人もいれば「やはり資格は必要だ」という人もいます。
それはトリマーに愛犬のカットをお願いする飼い主さんの心理も同じです。
もしあなたの愛犬をトリマーさんにお願いすると仮定したとき、あなたは担当トリマーさんの資格の有無や資格の位を意識しますか?自分に問うてみてください。
それがあたなの資格に対する今の価値観でしょう。



資格の種類や取得方法などは次ページで話します。
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