初夏、この時期になると思い出す・・・
某大手関東のデパートペットコーナーにて、20代中頃OL風のお客様と20代後半男性店員の実際会った接客トーク。
ついつい自分達が当たり前のように行っていること中心で話を進めがち、、、
相変わらず「トリマーいないかな?経験者がいいんだけど・・・」という相談が毎日のようにある。しかしタイミング良く紹介できるのなんてごく一部であり、そのほとんどが縁をつなげないでいる。
専門的知識に加え、決して利己的な売り込みはせず、最善の道を示してくれるという信頼・・・
Vs
気づいて変化させられる心(ニーズを察する柔軟性)
矢野経済研究所の調べでは、ペットの飼育頭数の増加が見込めない一方、高価格帯のペットフード需要が旺盛で拡大が続くとのこと。
正直言って、犬の爪に対してここまで真剣に観察したことは一度もなかった。しかしこの仕組みを理解せず、ただ爪を切っているならば犬から文句も言われても当然のこと。すごく考えさせられた・・・
第一話でのお客様のメッセージに気付けなかったトリマーの原因を考えてみましょう。
「なんじゃーこのタイトルは・・・?」
「ふざけてんのかっー?」 とお叱り受けそうですが、これはこれで結構真面目なお話です。それでは早速本題へ、、、
僕がトリミング専門学校卒業してから間もなく30年。思えば長い年月だが、驚くことにその頃教わっていた実技授業と現在の内容がほとんど変わってないということだ。ある意味伝統的な重みがあるようだが、実は変化しようとしてないだけなのかもしれない。