「なんじゃーこのタイトルは・・・？」
「ふざけてんのかっー？」　とお叱り受けそうですが、これはこれで結構真面目なお話です。それでは早速本題へ、、、

「あるトリマー　と　こだわり客」の巻

様々なサロンを渡り歩くこのお客様は、自分のワンちゃんのカットへの要望を伝えるのにいつも真剣に話されます・・・

客：「体は2センチ残しでバリカン使わないで全部ハサミで足先はツルッとさせないけど汚れないように短めで足裏は舐めるから気にしないように揃える程度でお尻はウンチが付かないようにだけど肛門が見え過ぎないように尻尾はウサギのようにだけど丸くしないで耳は頬より短くしなくてふんわりと頭は低めで目に入らないようだけどナチュラルにで顔はふんわりだけど汚れないようにしてあまり顔が長く見えない・・・・・・」と、一気にまくし立てトリマーに伝えたが、、、

ﾄﾘﾏｰ：「((+_+))　はいっ・・・はいっ・・・
はいっ・・・はいっ・・・はいっ・・・はい
っ・・・はいっ・・・はいっ・・・はいっ・・・
はいっ・・・はいっ・・・はいっ・・・はい
っ・・・はいっ・・・はいっ・・・はいっ・・・
(≧◇≦)　」　と、すべてメモして注文を一
生懸命お聞きする真面目なトリマー、、、

客：ちょっと疲れて「とにかく可愛くしてくれればいいからっ！じゃあ〇〇時までにお願いね！」と一方的に話して行ってしまった。

ﾄﾘﾏｰ：「か、かしこまりました、、、((+_+))」


注文通り施術し、約束のお時間までに無事終えたトリマーは不安そうにお客様に問う
ﾄﾘﾏｰ：「いかがですか、、、？」

客：興奮したワンちゃんをすぐに抱っこして「うん、大丈夫！」と言って帰られる、、、

＊トリマーは一生懸命お客様の注文にお応えしたつもりだが、このお客様が次回来店されることはなかった、、、なぜなのか？それにはお客様からのとても重要なメッセージを見逃しているトリマーに原因があると考えます。