2013年9月27日～29日ホテルニューオータニ（東京都）にて、日本臨床獣医学フォーラム2013年、年次大会が開催されている。本年度の特徴としては、「ピンポイントセミナー」として、実務につながるハンズオン型のプログラム開始されていることに注目したい。画像診断のポイント、モニタリングの注意点、脂肪幹細胞の抽出方法など、実務でないと学びにくいポイントがフォローされている。また、専門性の高い分科会の講演や、経営学のセミナーのコンテンツの増加が見られ、動物病院市場の競争激化への対策が考えられる内容ではないだろうか。協賛企業は147社を数え、展示会場も非常に活発に行われている。こちらでは、一般ペット市場や動物関連業界以外からの参入企業も多く見られ、重医療界に注目されている様子がうかがえる内容である。日本の獣医療を支える獣医師の方々には、獣医療の知識向上は勿論であるが、唯一のペット関連の国家資格として再認識して頂き、改めてペット市場全体を牽引する勢いを感じて頂くことを期待したい3日間である。編集後記本フォーラムは旧友との同窓会の場としての機会でもあるが、くれぐれも明日の最終日には響かない程度に気をつけたいところである。。。

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