夏の動物病院実習 合同説明会開催(VestJapan)
1970年01月01日 パイプ名 : JP PET NEWS
去る8月1日に、一般社団法人VestJapan主催、「ここで決める!夏の動物病院実習合同説明会」が東京都新宿区にて開催された。参加学生数は約100名。しかも、そのうちの99%が満足したとの回答だったそうだ。さらに、本説明会では実習奨励金が用意されてもいた。ここで、一般的な獣医学生の進路状況について確認してみよう。1位:動物病院・・・71%2位:公務員・教育支援業・・・19%3位:農業関係団体・・・8%4位:製造業・・・・1%5位:サービス業・・・1%(2013年北里大学獣医学部獣医学科HPより)少人数の国立大学では、この傾向とはやや異なると予想されるが、70%前後は小動物臨床(動物病院)への就職が中心といわれる。しかし、「動物病院:ペット飼育世帯数」の割合が首都圏を中心に不均衡になっており、今後獣医療の2極化が叫ばれている。今回の説明会においても、この2極化の問題が獣医学生にまで広まっていることを感じた。「単純に臨床を行っているだけで開業できるのだろうか。」「そもそも、10年後に開業をしてもやっていけるのだろうか?」「と、言っても勤務医として一生働くことは出来るの?」といった、漠然とはしているが、獣医学生たちが抱えるリアルな悩みを聞きだすことが出来た。・院長から見た良い病院・飼い主から見た良い病院・勤務医から見た良い病院・学生から見た良い病院八方美人の病院を目指そう!と言う訳ではないが、動物病院の2極化が進むにつれて自分の動物病院が持つ軸やコンセプトを多方面に伝えられるか否かが重要な点になるのではないだろうか。(動物病院に限ったことではないが。)本説明会に関するご質問等は下記連絡先まで。一般社団法人VestJapanE-mail:vest.contact@gmail.com
記事詳細 http://news.jprpet.com/news/detail/00049456/