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第7回 アポの段階から面接は始まっている!



面接を受けるためには、アポイントメント(アポ)をとるわけですが、なかなかスムーズに言えないものではないでしょうか。私の経験では、何を言いたいのか要領を得ない電話となってしまう原因は、“切り出し方”がうまく言えことにあると思います。



そこで、次の3つのパターンを参考に、ご自分に合った切り出し方をつかんでください。




《求人票を見てから面接日のアポをとる場合》


「私、△△専門学校2年の××と申します。(学校で、そちら様の)求人票を拝見しまして、面接をうけさせていただきたく、お電話させていただいたのですが、ご担当の方をお願いします。」
→時間が経っている求人の場合は、「現在も募集中ですか」と確認されたほうがいいですよ。

《求人の有無が分からないところにアポをとる場合》


「私、××と申します。(そちら様の)トリマーの募集についてお聞きしたいことがありまして、お電話させていただいたのですが、ご担当者様はいらっしゃいますか。」
→「トリマーは募集されていますか」と切り出して、「募集していない」と言われたら、その時点で諦めてしまいますか?中途採用なら考えるが、と言われた場合はどうされますか。

《求人はないけれど、どうしても就職したいところにアポをとる場合》


①「私、□□様からご紹介をいただいた××と申します。~」
②「私、××と申しまして、先日お手紙を差し上げた者ですが、~」
③「私、××と申します。研修生のお受け入れについて、お伺いしたいのですが~」
→とりあえず面会して欲しいということをお願いするためのアプローチ例です。

ところで、お電話を受けた段階で、是非お会いしたいと採用担当者が思う場合と申し訳ないけれど面接をするまでもないかと思う場合があります。もちろん、顔が見えないのですから、その方の声とか話し方から受話器の先の相手を想像していくわけですが、その差はどこにあるのでしょうか。私はその方が、アポイントの段階から面接は始まっていると意識しているか否かの差だと思います。

お話をしていて「この方はいいな」と思う場合は、質問も前向きで、熱意と言うかやる気が伝わってきます。また、この電話をされる前にきちんと準備をされていることが分かりますし、すぐにでも履歴書を持参していただけるような勢いを感じます。

同じ質問でも、給料(時給)や休日、休憩時間ばかり聞かれると、正直言ってあまり心象はよくありません。求人内容が不明な場合は質問するのは当然だとしても、まだ採用されるかどうか分からない段階では、それよりも優先して伝えるべきことがあるのではないでしょうか。


著者プロフィール 飯田 一成 kazushige iida
キャリアコンサルタント。1956年生まれ。神奈川県出身。トリミングスクールの就職部長とペット企業の採用担当ディレクターの経験を生かして、動物系専門学校・ペットスクール等の就職セミナー講師、学生募集のコンサルティングを中心に活動中。
■動物系専門学校関係者の皆様へ:筆者による就職セミナーのご案内



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