前回の予告編の通り、今回は薬シャンの止め時です。
薬シャンに対するイメージって
・病院で一回出されたらずーっと使ってなきゃいけないの?
・薬シャンのあとにリンスとか使っても大丈夫?ブラッシングスプレーは?
・薬シャンって毛がゴワゴワになるから嫌なのよー
等々ネガティブなイメージはよく聞きます。
今回と次回は薬用シャンプーの止め時について、獣医師とトリマーの視点からチェックしてみましょう!
薬用シャンプーは「皮膚のトラブルに対して、治療として用いるシャンプーの総称」になります。
その中でも医薬部外品と一般品のシャンプーが存在します。
ここでポイントなのが、薬シャンは全て
スキンケアもしくは皮膚の治療に用いるものなので、コートケアには適していない
ということなのです。(多少配慮しているものはありますが)
→コートケアとスキンケアの違い
みなさんが、薬シャンを使用した後にシザーの通りが悪いのは当然なんですよね。
そこで止めるかどうかの基準として重要になることが、
「なにを重視して薬シャンを使っているのか?」
ということなんです。
目的ごとに大きく分類するとこんな感じです
?かゆみ止め(アレルギー予防含む)
?カビ・マラセチア・細菌の退治
?(皮膚の)保湿
?皮膚の汚れ落とし(クレンジング) などなどです。
これらの目的を最優先で行うために薬シャンを使うのですが、途中でリンスやトリートメントを行い、それが皮膚に残ってしまうと、かゆみの原因や細菌の発生原因になってしまいます。
そうすると、薬シャンの効果が・・・ と、なってしまうのですね。
とは言っても、スキンケアだけでなくコートケアも大切です。
それでは、どこで切り替える必要があるのでしょうか??
この続きは次回で 本日は岡山会場でのスキンケアセミナーです。
昨日の広島会場に引き続き、100名近く集まっていただきました。
是非楽しんでいってください☆
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→薬用水溶性イオウシャンプーはパラソルヘルスケアへ
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