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子犬販売について : 子犬の生体販売のはじめかた
投稿者 : staff 投稿日時: 2014-12-03 (1335 ヒット)

今日は子犬の仕入れ方についてお話しますよ☆

子犬販売はペットショップだけではなくて、今では、子犬のブリーダーさんを集めて、お客様とブリーダーの仲介をして紹介料や広告費を得るビジネスモデルや、子犬ブリーダーと契約して、ネット上で紹介販売というビジネスモデル。

色んな方法のビジネスモデルがあるので、お店を構えて子犬を販売するだけではないです!





でも、ペットサロン、トリミングサロン開業を考えている方や、すでにトリミング店を経営していて、これから売上げの柱として子犬販売を考えているけど、、、




どうやって初めていいのかわからないという人も多いと思います。




今日はそんな子犬販売の始め方について基本的な方法を書いて行きます。




まず、その前に子犬販売を始めるために押さえておかなければいけない基本から!!





1、子犬販売をするには、動物取扱業の「販売」が必要!!

トリミングサロンは動物取扱業の「保管」が必要でしたね。

子犬販売をするには、最低限の子犬を扱うだけの知識がなければ業者として売買してはダメですよ!っということですね。

もちろん保管同様、「販売」も有資格者の動物取扱責任者をたてないといけませんし、

どんな場所で販売するのか、販売形態等を申請し、担当職員の調査を受けなければいけません。





2、販売には、直接面談での売買契約以外は認められない!

たとえば、北海道に住んでいる人が、沖縄の子犬販売業者のサイトを見ていたら、気に入った子が見つかったので購入しようとした場合。

今は直接子犬に合った上で契約書をかわさなければ、販売元は売ってはいけないことになりました。



これは、一時前に、ネット通販で子犬の販売をしていた悪徳会社が、実際にお金を振り込んでも子犬を送ってこなかったり、写真とは全然別の子犬が来たりっという事例が多かったことから改正されました。

遠方の場合でも、途中でお客様と子犬を面談する場所を設ける等の対応が必要となっているので、販売エリアが狭くなったとは仕方ないですね。




3、店舗は夜8時以降子犬を店頭販売してはいけない!

おとえば、夜の仕事をしている人が集まる繁華街等のペットショップでは、夜の方が稼ぎ時のため、今までは夜遅くまで店頭販売をしましたが、

これはワンちゃんの事を考えたら当たり前のことですよね!

子犬は、人の赤ちゃんと一緒で寝る事が仕事です。

寝たいのに夜遅くまで明るい場所で人の目にさらされていたら、ストレスが溜まってしまいますよね。


そういうのは辞めよう!っということで禁止になったんです。




4、生後一ヶ月目から3回に渡ってワクチン接種があります。

仕入れたワンちゃんが、接種の生後月になったら、お店側が代金を負担して動物病院でワクチン接種を行わなければいけません。

多くの場合、売買契約時にお客様にワクチン接種代金を負担してもらうという方法をとっているペットショップさんが多いですけどね!

ワクチン接種は義務化されていますので、これを行わずにお客様に販売してからやってもらったり、ブリーダーさんが自分でワクチン接種することは許されません。

逆を言えば、ワクチン接種したのにワクチン証明書が「ない!」っというのはまっとうなブリーダーさんでないので、取引しないことをオススメします。




5、仕入れたから売れるとは限らない!

子犬の仕入れさえすれば売れると思ったら大間違いです。

もし売れ残って一年が経ってしまったら、、、


多くなればなるほど販売は難しくなってしまいます。

子犬を販売する前に愛犬家であることを忘れないでください。

もし売れ残ってしまった場合、自分で責任をもって育てていくのかなど、子犬を仕入れる前にしっかりと考えておくべきです。





6、引き渡しを完了した後すぐに子犬が病気で死んでしまったら!

生まれて数ヶ月でお店に連れてきた子は、どんなに慎重に仕入れたとしても、

全員健康な子とは限りません!

もし、お客様に引き渡した子が病気等で死んでしまったとしたら、、、

どこまで責任をとるのかを「仕入れ先ブリーダー」「お客様」の双方ともに考えて、契約書に記載して置かなければトラブルの元となります。

これは、保険等もありますので加入しておいた方がいいですね。






7、契約書と保証範囲の設定は重要!

自分が子犬を探していたら、やっぱり責任を持ってちゃんとに保証してくれるところで安心して買いたいと思うでしょう。

特にペットサロン、トリミングサロンなど小さなお店であれば、お客様の信用が第一ですから尚更大事な事です。

死んでしまった場合の保証や、販売時の契約内容など、トラブルに備えて慎重に用意する必要があります。

ただ保証ばかり充実しても、利益が出せなければ商売にはなりませんので、保険を取り入れる等で最小限で最高の保証をすることが大事です。





7、飼育環境は清潔に!

ワクチン接種する前の子犬は免疫力が低下して様々な病気に感染してしまう場合があります。

一番怖いのは、伝染病の存在です。

一度伝染病が出ると、そこにいるすべての子に感染する恐れがありますので、
甘く見ないでください!

いつも飼育場所は清潔に!こまめな清掃をしなければいけません!






ただ子犬を販売するだけっと思っていた方も多いのではないでしょうか?




法律的な問題だけでなく、子犬の病気、お客様との契約など色んなトラブルに備えていかなければいけません。




もし子犬販売をしたいけど契約書が作成できない等不安であれば、




コンサルを依頼していただければ、契約書のひな形や、ブリーダーの紹介など、子犬販売開始までサポートしますので気軽に相談してください☆




実際の子犬ブリーダーの探し方は次回お話しますね☆





今日はこの辺で!






最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。

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