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開業前の事前準備 : 繁盛店のトリミングサロン・ペットサロン運転資金の基準
投稿者 : staff 投稿日時: 2014-09-26 (2190 ヒット)

トリミングサロン・ペットサロン開業が始めての人にとっては、売上がたつかもわからない状態で、毎月どのくらいの運転資金が必要か不安になりますよね。



これからトリミングサロン・ペットサロンで独立開業を考えている方は、どのくらいの売上がたって、どのくらいの年商があれば、売上が安定して生活できるのか知りたい方も多いと思います。




もちろんエリアによって水道光熱費などに差がありますから、運転資金の基準割合でまとめてみました。




逆をいうとこれを越えての投資は資金繰りがショートしてしまいますので、既に開業されていてトリミングサロンさんで、資金繰りが苦しくてお金が残らない経営者の方は、今回のを参考にして資金の見直しをしてみてください。




売上を「100%」と考えて、その振り分けパーセンテージを書いていきます。

まず、かかってくる費用から↓↓


◆ 家賃

→ 家賃は10%から20%に押さえないと厳しいです。

◆ 水道光熱費

→ 水道光熱費はだいたい売上の7%くらいですかね。

◆ 人件費

→ 売上の中で一番コストがかかる部分ですが、繁盛店にするにはトリマーを雇って育てていかないといけません。多いところで40%くらいが人件費で消えますが、理想は30%です。もし自分が資格をもって一人から始めるのであれば、売上の30%を基準に給料とすればいいでしょう。もし人を雇って大きくやるのであれば、雇ったトリマーに支払う給料割合が30%を越えてくると経営が厳しくなります。

◆ 消耗品費

→ リボンやシャンプー、掃除用具など、毎月買い足さないといけないものですね。基本は売上の2%が理想です。これを越えてくると、投資したいところにできなくなってくるので、この範囲内で購入するように調整しましょう。

◆ 販促費

→ 以前書きましたが、売上が安定しない段階で、集客に焦り広告を出す方もいると思いますが、資金繰りがショートして早期閉店になってしまいます。初めのうちは広告費をかける必要はありませんよ。ただ売上が安定してきたら、繁盛店をつくるためには必須の費用となります。売上がたってきたからって、自分の給料でとってしまうのではなく、出来る限り成長期は自分の給料を抑えて、その分を広告費に回すべきです。創業期を抜けて、売上が安定してきて成長期に入ったら、お店の知名度を上げることが繁盛店の一番近道ですよ!この費用は基本10%!

◆ グッズ商品仕入れ

→ 売上が安定するまでは売上の5%が理想。成長期に入ると利益が上がり、この割合も増やす余裕ができますから、それにあわせて割合をあげていけばいいでしょう。繁盛店にするには余裕があるなら販促費に回したほうがいいので、売上を100%として、すべての割合をひいていき、最後に残った余裕分をグッズ仕入れに当てられる割合です。


その他、融資を受けて開業される方は、金額にもよりますが売上の平均5%くらいを債務返済費用にみておけばいいでしょう。





これ以外が利益となります。家賃など変動が少なく、毎月かならず支払い発生する固定費は売上が上がれば下がっていきます。



逆に水道光熱費や消耗品費などのランニングコストは、頭数が増えれば増えていきますので水道光熱費は売上の7%、消耗品費は売上の2%で調整するようにしましょう。




一番割合の高い人件費は、成長期は経営者のあなたを抜いた給料の割合が売上の30%。かかっても35%にしないと事業成長の足をひっぱってしまいますから気をつけてください。



上記の純利益は30%ですので、人を雇っている場合、経営者のあなたがとれるマックス給料がこれになります。




しかし、設備投資などを考えると純利益分全部をあなたの給料にしてしまうと、思わぬまとまった出費ですぐ資金繰りがショートしてしまいますから、20%以上給料としてとるのは危険です。



たとえば、家賃が12万でトリマーを雇っている場合、お店が軌道に乗ってようやくお客様も安定的に予約が入り、全体がうまくまわり始めるのは、月の売上が100万円くらいですかね。



逆に上記の例だと、つきの売上が75万を越えてこないと、販促費用だとかに資金が回せずお客様の予約も安定してきませんのでそこらへんが開業当初の売上目標になってくるのではないでしょうか。




一人でやる場合や、家賃等さまざまですから、割合をもとに自分の状況に当てはめて、何がかかりすぎているから経営が苦しいのかを振り返ってみてください。

最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。

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