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融資を受ける方法 : ペットサロン融資で重要な事業計画書【初心者編】
投稿者 : staff 投稿日時: 2015-02-06 (1078 ヒット)

ペットサロン、ドッグサロン経営で融資を受ける際に必ず必要で、融資審査を通る際に一番重要なものが「事業計画書」になります。





融資を受けるにしても、事業計画書って経営していなかったら聞かない言葉ですよね!






例えばクレジットの審査は、書類に自分の年収や勤務先、勤続年数を記入し、それが審査する上での大事な書類になりますから、わざわざ事業計画書なんか書かないですもんね(笑)





事業計画書っていうのは、簡単に言うと、自分がやろうとしている事業に対して、



◆ どんなサービスや商品を提供して、

◆ どのくらいのお客様が来店し、

◆ いくらくらいの売上がだせるのか



また、そのサービスや商品を提供するまでに、

◆ 設備投資等にいくらのお金がかかるのか

◆ 毎月どのくらいのコストがかかるのか





などを、まだ事業がスタートもしていないですし、
どのくらいのコストがかかるのかとか、どのくらいの売上がたつのかなんて

正直未来のことですので、初めて開業する方にとっては、大分アバウトになりますし難易度が高いですよね。。。






しかも、これらの未来の事業予想を、数字の裏づけ根拠をもとに、現実的で具体的な数字で作成していかないといけないとなると、、、辛いですよね、、、





とは言え、創業時の融資は、経営素人が事業計画書を作成しているという前提で審査されますので、絶対通らない!ってことはないです。






事業計画書って具体的に何を書くのか?っというと、






「1 経営者の経歴」

まあ、履歴書のようなものですよね。どんな資格を持っていて、どんな賞をとったとか、どんなお店で店長などの経験があるとか、事業を始めてもうまくやれるだけの能力があるかを書く欄ですね。自分の押せるポイントがある人はどんどんアピールできる部分です☆






「2 取扱商品やサービス」

ここは、何をいくらで提供して売上をだすのかを書く欄です。

「セールスポイント」は競合店との差別化のことです。

他店との差別化をして、こんなことをやるからお客様が来てくれますよ!ってところをアピールする部分です。

具体的にシャンプーをいくらで出すとか、サービス内容をできる限り具体的に書くことで、どれだけ事業に対して具体的に考えているのかをアピールできます。

「売上シェア」は、たとえばトリミング、ホテル、グッズ販売などのサービスを提供するけど、その中で、売上の占める割合ってことです。







「3 取引先」

これは、たとえば犬服を製造して販売する事業をやろうとしたときに、どこで作ってもらうのかとかを書く欄ですけど、

トリミングの場合は商品の卸先ってことです。

まだ営業開始する前でも、どこからシャンプーなどを仕入れるのかを決めておかなければいけませんね!





「4 従業員」

営業開始後の従業員の数は、どちらかというと、「人件費がいくらくらいかかるのか」ってことを見ていると思います。

3人雇って15万払ったら、何もしなくても45万は毎月人件費で出て行ってしまいますよね。

それに自分の給料を入れたら、、、

だから闇雲に人数が多い方が良いってわけではないです。






「5 借り入れ状況」

経営者自身の借り入れ状況を書く欄です。

借金が多いと、その分売上から給料を多くとりますよね。本来借金がなければ、開業当初の少ない売上でも、軌道に乗るまでなんとかもちこたえられますけど、借金返済が多ければその分売上から持っていきますから、資金ショートの原因になるので融資が厳しくなります。

でも、ウソを書いても結局バレて評価が下がってしまいますから、借金があるならすべてを書いたほうがいいです。

自分のお金の収支管理もできない経営者に、経営の収支管理なんてできないだろ?ってならないように、融資を受けるまでは、無駄にローンを組んだり、クレジットをきったりしないほうがいいですね。





「6 必要な資金と調達方法」

これは、設備投資ですね。建物取得や内装工事、ドッグバスなどの設備をそろえて、

来店のためのチラシやショップカードなどの販促物を作成して、シャンプーなどを買って

商品を仕入れて、などなど、具体的に何にいくらかかるのかの総額を書きます。


NEOが一番悩んだ部分なんですけど、

開業前に融資が通らなければ内装にかけられる金額が決まらないのに、

その融資に内装工事のお金もかかなければならなくて、内装屋に言っても、希望によって見積もり金額は変わるからさ?って言われて、どのくらいかかるのかも検討が付きませんでした。

内装も、テナントによってはスケルトンって言って、テナントの中がジャリとコンクリートだけっていう状態もあれば、前面の概観や壁紙、床までは既にある状態とテナントによって様々ですしね。


基本的にスケルトンの状態だと、何もしないでただ壁や入り口のドア、ガラスをつけるだけでも300万はかかりますから、テナントを探す時は、前面ガラスの外壁や内側の壁までは残っているテナントを探すほうがいいですね?。




また、ドッグバスやドライヤーなどの備品も具体的に書かないといけないので、どこから仕入れるのかも決めておかなければいけません。



今度は、すべて罹ってくる費用が出せたら、そのうちに自己資金はいくらで、足らない○○円分を融資を受けたいって具体的に書く欄があります。



お店開業までにかかる費用意外にも、軌道に乗るまでに、一ヶ月の売上が0だとしても家賃や電気代、人件費などの費用も考えて融資をうけなければ、




開業までに全部お金を使ってしまって、いきなり家賃が払えない、、、なんてことになりかねないので注意してください!

だいたい半年から1年くらいは、売上が0でもお店が存続できるだけの余剰金を残しておいたほうがいいですね。







「7 事業の見通し」

どのくらい一ヶ月に売上が上げられるのかを書く欄です。

ここでのポイントですけど、よくトリミングサロンの売上予想が分からずにネットで検索する人も多いと思いますけど、


「1日10頭、平均客単価5000円」っていうのがよく例で出てますが、

平均客単価はどうにでもなりますが、
開業当初【こんなに毎日お客様は入らない!】ですからね(笑)


10頭で休みなしで月間300頭は、東京などお客様が多いエリアで、何年かやっていて顧客がついているお店くらいです。

1日も定休日を設けずに365日働くのは結構キツイですし、大雪や台風直撃など予期せぬことで予約をキャンセルする日もありますからね(笑)

計算するなら、【開業当初は1日3頭の週1休みくらい】が妥当な数字だと思います!


1日3頭×27日営業=月間頭数81頭×平均客単価5000円=40万5000円



融資返済や毎月の家賃などのランニングコストなど毎月出て行くお金より少なくては、
当たり前ですけど融資は通りませんが、


だからといって机上論だけで1日8頭の休みなしでやる!っていう現実離れした計画を立てても意味がありませんから、シビアに考えたほうがいいですね。



あと、融資が通ったとしても、事業を大きくしようとして再融資を受ける際は、この創業時に作った事業計画書どおり、またはそれ以上に経営が進められているかも審査基準になりますので、




あまりに机上論ばかりだと、再融資の際に苦しみますので注意が必要です!





どうですかね。





事業計画書が初めてだと、どうしても創造と自分の都合の良い予想になりがちです。


実際に出店エリアのサロン前に張り込んで、何人くらいお客様が来ているのかとか、具体的な裏づけ根拠を調べ上げる経営者もいますから、




できるだけ多くの情報収集をしてから事業計画書に望むのがいいですかね☆

最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。

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