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融資を受ける方法 : 【6つの要素】からサロンの「強み」の見つけ方
投稿者 : staff 投稿日時: 2015-03-05 (2788 ヒット)

融資を受けようと思ったときに事業計画書って書きますよね?





その中でも出てきますし、自分のペットサロンが存続していくには、他店にない「強み」がなければいけません。






でも「強み」ってどう見つけたらいいのでしょうか。






まだトリミングサロンを開業していない人からしたら、「強み」は創造と直感でしかないですよね。





いわゆる思いつきで、強みを作っていると思います。






どのビジネスにおいても「強み」っていうのは大切なことで、強みの見つけ方って色んなフレームワークがありますが、基本的には5つの要素が絡み合っています。






今日はこの5つの要素について書いていきますので、「強み」をみつける際の参考にしてみてください。




【1】高付加価値

これはどのビジネスにおいてもよく使われる考え方ですし、NEOが考える安売りしないサロンを作る上で一番大切なことなんですけど、

簡単に言うと「価格が高くてもお客様が満足してくれる価値はあるか」ってことです。




たとえば、今限界集落株式会社ってドラマがやってましたけど、農家の野菜をそのまま農協経由で市場に出しても、たかがしれたお金でしか売れませんが、





これを、手を加えて無農薬で作ったとすると、高くてもおいしくて健康志向の人たちが買ってくれたり、高級レストランなどに高値で売ることができますよね。





また、たとえば野沢菜を例に出すと、そのまま売るよりか、それを加工して、野沢菜のお焼きなどを作って、ご当地のお土産で売れば、その分高く売れますよね。






こうやって、加工したり、手を加えてそのものの価値を高めて提供するという考え方です。







トリミングサロンでいえば、ただ技術を提供しても、同じようなサロンを他にも沢山ありますから、






新しい付加価値をつけ加えて、高価でもお客様に満足してもらえるサービスを作るってことです。






【2】コスト競争力


同じものを作っても、コストを低く抑えられるほうが利益がでますよね。


仕入れ方法や効率化を図り、たとえば、トリミング5000円でも利益は2000円しか出ないのと、3000円でも2000円の利益がでる方法が作れるなら、




価格競争になったとしても勝てますし、【1】とあわせれば、価格が高くてもお客様が集るシステムが作れれば、利益は他店よりもはるかに出せるということになります。




このやり方でうまくシステム化したのが、エステのミュゼなんかが参考になりますね!

他がどんなに利益を削って安くやったとしても、それ以上に安く提供し、それでも利益が出せる仕組みがあるので価格競争で潰しあいになっても生き残っていけるということになります。







【3】ブランド力

たとえば、車の名前にもロゴマークってついてますよね?

あれ1つデザイナーに作ってもらうのにすごいお金がかかっているんですけど(笑)


そこまで高いお金をかけて大手がロゴマークを作るにはやっぱりワケがあるんですね。



ヴィトンやグッチのロゴマークを見ただけであなたはどんなイメージがありますか?


信頼感や高級感がありますよね。それがブランド力です。


ブランディングには色んな方法がありますが、今までにこのブログでも話しているお店のテーマカラーやコンセプトもブランディングの要素になります。





その集大成が、そのロゴマークを見ただけでも誰もが同じようなイメージをもつようになるというのが理想ですよね。





【4】顧客の囲いこみ力

これは、一般的なビジネスいうと、たとえばホームページ製作会社ってありますよね?

一度作ると毎月ランニングコストを支払いますが、それを辞めてしまえばホームページも削除されてしまいますから、一度お客様になったらそう簡単にはいなくならないですよね。

だから、ホームページ製作は無料だけど、毎月○○円かかりますみたいな営業をしてくる会社があるわけです。



こうした製作会社は、トリミングサロンとは大きく違う点がここなんですけど、

一度お客になってくれたら、お客様が離れにくい=安定して売上を上げていける


ということなので、これから何のビジネスをしようか?っとなったときにこういった安定的に顧客が離れずらいビジネスモデルがいいんですけど、


トリミングサロンでも、完全に離れないというのは難しいにしても、このブログでもいくつか書いていますが、顧客を囲いこむための方法を考えていかなければいけません。





【5】ネットワーク効果

簡単にいうと、「数が増えれば利便性が増して、潜在ニーズが拡大する」ということです。


たとえば、LINEってありますよね?

あれがすごい便利でも、周りに使っている人がいなければ通話ややり取りもできませんから意味がないですよね。


でも周りの皆がLINEを使っていれば、無料通話ややり取りができますから便利でさらに使う人が増えていきます。


リクルートはこのネットワーク効果をよく使っていますよね。


たとえば、求人広告や不動産情報サイトのスーモをリクルートは運営していますが、

これらって、それを見る人が多いから、そこに需要があり広告を出す企業も増す。掲載数が増えるからさらに便利で見る人が増えるという流れができます。



トリミングサロンで活用するとすると、たとえば会員カードですかね。

ツタヤのTポイントカードって色んなところで使えるから持っている人も多いですよね。

あれと同じ仕組みがもしもあなたのお店のカードで出来ればネットワーク効果が狙えますよね。






【6】規制、参入障壁

法規制お少ないトリミングサロンやお店って他のビジネスに比べると参入障壁が低く、誰でもできるので競合が多く、逆にそのぶん生き残っていくのが難しくなります。


たとえば、携帯電話会社って通信事業者の許可をうけなければ作れないですよね?


でも、もし許可がとれさえすれば、競合が少ないので安定的に売上を確保できます。


規制や参入障壁が高ければ高いほど、それをクリアさえできればビジネスが安定するということです。



これからペットビジネス業界の規制が厳しくなったのなら、

たとえば、犬の老人ホームやペットの葬儀屋など、やりたい!っと言う人が少なかったり、規制がかかれば、安定的な売上を確保できるようになります。



ニュースや情報にアンテナを広げて、規制がかかりそうな、事業を自分のところでできないかを常に持っているといいかと思います。







こういったところから、お店の強みとなるサービスやシステムを作っていくといいかと思います☆


最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。

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