トリミングサロン独立開業が初めてでも繁盛店にし、失敗しないお店作りには初めが肝心!
初めというのは、お店をオープンする前段階のお店の内装を決めるところからというのは昨日の記事でもうあなたはわかっていると思います。
内装だけでもブログに書くと何日もかかってしまうくらい重要なことがあるので、大事なところだけ抜粋して、紹介してきましたが、今日はその続きです。
昨日の内装を作る上でのポイント5つをまだ読んでいない人はまずはそちらから読んでください。
それでは続きを話していきましょう!今日はポイント6からです。
6、 間接照明にはとことんこだわれ!
照明一つでお店の雰囲気がガラッと変わってしまいます。
よくある壁に埋め込みタイプの証明は高いので、資金力のない新規独立開業者にはちょっと手がでないかもしれません。
そんな時は、吊り下げタイプのペンダントライトがオススメです!
壁や商品に向かって配置を内装業者と話、どんな雰囲気にしたいのかイメージを伝えながら考えていきましょう!
また通常間接照明は白熱球のものが安価で多いのですが、消費電力が高いため、営業時間中ずっとつけている店舗向けには電気代がかさんでしまいます。また、電球が切れやすいです。
今なら少々効果でもLEDタイプにしたほうが、先のことを考えると経費削減につながりますよ!
7、 レジ周辺にはインターネット回線を!
インターネット回線は事務所側に!と考える方も多いと思いますが、絶対にレジのところに回線を引いておくと便利ですよ!
初めは安価なレジスターを導入すると思いますが、顧客が増えてくると、より効率的に管理し、顧客分析していかなければ顧客でも簡単に他店に移っていってしまいます。常連のお客様が来なくなるのは一般的に3年と言われています。
顧客がずっとあなたのお店を使ってくれたら売上が右肩上がりですが、どんどん離脱していったらいつまでたっても売上が安定しません。
顧客に長くお店を使っていだくためにも、顧客分析は必要なんですね!
今は、すべてネット上で管理分析できるPOSレジもIPadなどのタブレットを使用し、安価にサービスを受けられるようになりました。
また、現金以外のクレジットカード決済などもいずれ必須になってきます。
これらすべてネット上で管理するため、インターネット回線が必要になってくるということです。
もしも事務所にしかインターネット回線がなかったら延長コードで、レジまで引っ張ってこなければなりませんから不便になってしまいますし見栄えも悪いですね!
8、 出入り口は二重扉に!
お預かり中のワンちゃんが脱走してしまうのはプロとして論外です。それでもワンちゃんは頭がいいですから一度ドアの開け方などを知ってしまうといとも簡単に出て行ってしまいます。
お客様に安心してもらうためにも、簡易的な柵ではなくしっかりした扉を内装業者に相談しましょう!
9、 お客様が出入りするスペースと完全隔離!
トリミングサロンでペットショップのような悪臭のお店ってないですか?
トリミングサロンで獣臭やペットショップの臭いの元は大きくわけて2つあります。
1つは、シャンプードライ時の半乾きの時に発生する菌によるもの
もう一つは、ペットホテルのフードや、排尿・排便によるものです。
あなたならアロマや石鹸の良い香りのするお店と、ペットショップのような独特の悪臭のするお店とどっちに行きたいですか?
私達はトリマーで毎日のように動物に触れていますから、獣臭にも慣れていますが、お客様はそうではないので特にこの臭いは気になってしまいます。
臭いの原因となるトリミングスペースやペットホテルスペースは密閉することのできるしっかりした扉をつけたり、なにかいい方法がないかをプロである内装業者にしっかり相談してみましょう!
また、トリミングスペースでいうと、一番臭いの原因になるドッグバス周辺の洗い場を一つの部屋としてカットスペースと分けて作っているのが今の流行です。
これには臭いを最小限に抑えるだけでなく、大型犬や水が苦手で暴れてしまうワンちゃんの場合、ドッグバス周辺の床に水が飛び散ってしまい、毎回使った後の床の水拭きが作業効率を低下させてしまうためです。
家で言うお風呂場のように、床をタイルにし、排水溝をつけることで、そのまま汚水が排水として流せる上に、掃除も水をかけてそのまま洗えるので楽になりますよ!
最後に、換気扇は、外にそのまま出すタイプだと近隣に悪臭で迷惑になってしまいますから、臭いをコントロールするものにしてもらいましょう!
10、 仔犬販売をするかは初めに決めること!
15坪程度の小さなお店でも高収益を上げるには、トリミング以外のペットホテルや店内グッズ販売等、客単価を上げていかなければいけません。
仔犬販売は、サービスとしてすべての流れを自分のお店で回せるというメリットがあります。
『 仔犬を飼う→ペットシーツや犬服、首輪などの初めの必要なものを買う→トリミングを利用する→ペットホテルや日中一時預かりを利用する 』
この流れがうまく作れれば、15坪の小さなお店でも、お客様をトリミングのお客様を増やしながら収益を上げていくことが可能となります。
ただ後からショップスペースにゲージを置くとなると、先ほど言った悪臭の原因にもなりますし、排便・排尿回数の多い仔犬の世話で、本来のトリミング作業に支障が出てしまいます。
そこで、内装を決める段階で仔犬販売を将来的に扱うのかが重要になってきます。
もしも、あなたのお店で仔犬販売をするのなら、バックヤードの事務所側にゲージの扉を付け、お客様が見るショップ側はガラス張りで仔犬の様子が見えるようにしてください。
もちろんショップスペースと事務所側は壁と扉で完全に分離し、悪臭がショップスペースに行かないような内装にするのがオススメです。
これが仔犬販売を内装段階で決める理由です。
仔犬はどうやって卸値で業者と契約して仕入れるのかわからない。生体の知識が乏しく悪徳業者に欠点だらけの病気をもった子を高値で騙されて買ってしまったなんて人も多いと思いますがご安心ください。
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もちろん生体の知識がない方でも、間接のレベル等欠点と値段の関係まで詳しく説明し、納得した上で取引しますし、すべてこだわって大切に育てた子達ばかりですので自信をもってご紹介しますので、もし初めてでも仔犬販売に興味がある方は気軽に相談してください。
ここまでが内装に関して特に重要なところですかね!もっと詳しく知りたい方はメルマガの方で話しますので登録してみてください。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。
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