トリミングサロン、ペットサロンの内装について質問いただいたのでこちらに書いておきますね!
トリミングサロン内装を決める際に、決めておかなければいけないことはありますか?
トリミングサロン、ペットサロンで一番注意しないといけないのは、
「騒音」と「悪臭」です!
トリミングサロンを開店した近隣の方の全員が犬好きで犬を飼っている人ばかりなら
問題ないのですが、
世の中犬が嫌いっという人ももちろんいますよね。
子供ができた人は、バスや電車の中で赤ちゃんが泣いていても
「あ?大変そうだな、とか、懐かしいな?」っとは思いますけど、別にその声が不快にはなりませんよね?
でも、子供がいない独身の方からすると、その赤ちゃんの声が不快で
「うるさいな?静かにしてくれないかな?」っと思う人もいますよね。
NEOも子供ができてから、ベビーカーやオムツなどの大量の荷物を持ってのの電車やバスの乗り降りや、泣いてしまったときに一生懸命ミルクをあげたりあやしたり大変だった思い出がありますから、
「手伝ってあげたいな?」っと思いますけど、子供がいない人からしたらその大変さがわからなくて、「うるさいな?」って思う人いますよね。
ワンちゃんも一緒で、飼った経験のある人からすればワンワン、キャンキャンっという声に違和感がないのですが、飼っていない人からしたら「騒音」っと思い不快に感じる人もいますよね。
特に夜中にワンっワン鳴いていたらクレームになるかもしれません。
また、トリミングはワンちゃんの洗った半乾きの際にでる「獣臭」がありますよね。
それ以外にも排尿や排便なんかもあります。
昔ながらのペットショップにいくと、独特のニオイのお店に入ったことってないですか(笑)
なので、開業当初にやらなくても、将来的にそのお店でやりたいことに対して、内装の対策を一緒にしておかないといけませんよね!!
例をあげておきますので、将来的に何をやりたいのかをまずは決めてから、内装を決めるようにしてください。
「子犬販売」
排便、排尿の回数も多く、ふやかしたご飯やミルクの臭いが店内に充満しやすいです。
また、夜8時以降の展示が禁止されました。
この2点を踏まえると、排便、排尿、ご飯のにおいが店内に出ないようなゲージにするのと、
店内展示スペース以外にバックヤードにゲージを作り、店内とバックヤードが完全に仕切られた環境を作らないといけません。
また、近隣に住宅が密集している場合、バックヤードには、換気扇等ニオイの対策と、外に声が漏れないよう防音対策も必要ですね。
「ペットホテルやお預かり」
バックヤードにゲージを置いてお預かりする場合、ゲージが小さすぎると、トリミングなしのお預かりのお客様の場合、自分の排便排尿で体が汚れてしまうため、広めに作ったほうがいいです。
また、夜鳴きや、ちょっとした物音で吠える子もいるので、防音対策が必要です。
最近多い小さなドッグランスペースを設ける場合は、排泄物の処理がしやすい床材にしたり、
閉店時の掃除で一気に水洗いできるようにすると便利で、においも残りずらいです。
これもバックヤードと、店内スペースを完全に区切らないと、店内に悪臭がいってしまったり、
新規のお客様の接客中に、お預かり頭数が多いと、ワンワンっという声で、接客がしずらくなりますので、対策を立てたほうがいいですね!
「商品物販」
店内接客スペースを広くとっておき、あとで棚を買ってきて並べることもできますが、
内装を入れる際に、壁に専用の壁を作ってもらったほうがLEDライト等で商品の見栄えもよくなりますし、
犬服の販売を考えている方は、犬服をかけられるように専用の棚を初めに作ってもらったほうがいいと思います。
後づけの棚では、見栄えの悪い専用什器以外は、フックがついておらず、犬服を平起きするしかなくなってしまいます。
平起きの場合は、犬服1商品で場所をとってしまい、数が置けないというのと、
犬服は小型犬から中型犬など何種類もサイズがあるので、フックにかけたほうがキレイにまとまります。
一般的に多いサービスだとこの辺ですかね。
後から大規模な改装をしなくても済む様に、初めにやりたいことを決めてから内装を作っていったほうがいいですよ☆
最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。
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