映画「ねこあつめの家」完成披露試写会のご報告
2017年03月10日 パイプ名 : JP PET NEWS
映画「ねこあつめの家」完成披露試写会に主演の伊藤淳史、編集者ミチル役の忽那汐里、ペットショップのオーナー役の木村多江、蔵方監督が登壇した。人気アプリ「ねこあつめ」のまさかの実写化である本作。人間不在の原作ながら、主演に抜擢されたときのことを伊藤はこう語る。「最初は脚本もなく、企画書の段階でオファーをいただきました。どういう映画になるのか、想像もつかなかったのですが、実際に脚本ができて、演じてみると、人間らしさがあるなかに気持ち良く猫の存在がミックスされた人間ドラマが出来上がっていて、感動しましたね。」また、忽那は猫との撮影について「猫はほかの動物と違って、のんびりおだやかな空気感がとても好き。猫だから、こうして実写化できたんだと思います。現場でもとっても優秀で、テイク数もほとんど重ねなかったんです。」と懐かしげに語る。ペットショップのオーナー役として佐久本(伊藤)を支えた木村は「私はねこあつめの家に行けなかったのが本当に残念でした。ペットショップで会えたときは本当に癒されました…映画を見るみなさんにもそれが伝わるといいなと思います」と笑顔でコメントした。実写化に挑んだ蔵方監督は「実は、最初はねこあつめアプリを知らなかったんです」と秘密を明かす。「実際にやってみるとゆるやかで穏やかな時間が流れる不思議なアプリ。自分が小学校の頃のような懐かしさもある。映画もそうなればいいなぁと思いながら作りました。」今回が2度目の共演という伊藤と忽那。伊藤「ねこあつめの家での撮影はいつも身近に猫がいて、汐里ちゃんと何かゆっくり話して気楽な気持ちで楽しい撮影期間でした。」忽那「伊藤さんとは以前にも共演していて、今回2度目。風通しのいいあの家で、撮影して、待ち時間で猫眺めながらゴロゴロして、とても気持ちよかったですね。」伊藤「女優とさんとゴロゴロしたなんて言うの初めてだよ(笑)」と、仲の良さは健在の様子。また、木村とも「とと姉ちゃん」以来の共演だった。伊藤について木村は「とと姉ちゃんが終わってすぐに本作の撮影があって、こないだまで娘婿だった伊藤くんとすぐに再会しましたね。私の役はなかなか演じたことのないキャラクターだったけど、伊藤くんとの信頼関係があったのですんなり演じることができました。」と感謝の気持ちを述べた。サンキューの日にちなんで、ニャンキュー=猫9匹も登場!キャストに抱かれてのフォトセッションでは、フラッシュがたかれる中終始ゆるい表情を浮かべ、会場中をなごませていた。司会者の「誰にサンキューと感謝を伝えたいですか?」の問いに、伊藤、木村、蔵方監督は「支えてくれる家族」と即答。忽那はオスカー女優、ヴィオラ・デイヴィスの名前を挙げ、“刺激をあたえてくれる存在”と情熱的に語った。
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