【3】留学は技術と技量を押し上げる

文:ワールドナビゲート

トリマーさんや動物看護師さんは日頃ワンちゃんの体をそばで触らないと成り立たないお仕事ですから、犬に関しての知識があれば有るほど、いろんな意味で優れたトリマーさんになり得ます。飼い主さんより早く病気に気づいて、性格を見てアドバイスしたり、ということはよく言われることです。

海外に比べると日本のトリミング技術はすごくデリケートで1mmの狂いもなく揃え上げる。
お客様はそれに慣れているから海外で資格を取ったり勉強したりしても日本で通用しないでしょう、と言う意見もあります。きれいに揃え上げる事、がトリマーさんとしてのお仕事のすべてであればそうかもしれません。

すでにトリマーさんとして仕事している方、そうですか?
きれいに揃えて可愛く仕上げてあげるのは、トリマーさんとして最低限当たり前で、それ以上の接客、サービス、効率を自分あるいは、経営者、店主さんは要求しませんか?美しいトリミング技術は日本で学べる分野なのですから、おもいっきり日本で学べばいいのです。(ちなみに敢えて付け加えますが、当社紹介の海外日本人経営グルーミング校では日本流のデリケートな微細トリミング技術も学べてしまいます。全景のバランスや左右対称のプロファイリングも大切です。)

その技術の他に必要な犬のストレスレベル判断、お客様の相談相手としてのトレーニング知識、犬とのコミュニケーション、スピードグルーミングなど犬を疲れさせないトリミングなど、多角的な知識を得て、経験値を上げやすいのが留学です。もちろん、日本ではある程度決まった小型犬種のトリミングの毎日であれば、アメリカやオーストラリアのピュア、MIX、大型、なんでもありのグルーミング体験が貴方の技術と技量を押し上げます。