今回はあなたの目指す経営スタイルと従業員の育成についての考え方です。
問題をかかえるサロンの多くで聞こえることは「入ってもすぐやめちゃう、、」「なかなか思うように育たない、、」「任せられない、、」「なんでもっと意欲的にならないんだ、、」などのオーナー達の嘆きです。

そしてこのオーナー達の共通点があります。それはとてもかしこく優秀であり、なおかつ貪欲に勉強される方が多く、従業員達からは「社長にはかなわない、、」と仕事力で周りを圧倒してることです。
僕が感じるに世の中で経営者になる方というのは1割くらいで、その方達は自らやるべきことを考え、誰に言われなくても前に進む行動をとります。しかし従業員として働く大半の方達は、別の人間なのかと思うくらい思考が違います。その方達は決められたことを決められた時間内に終わらせ、無難に安定した生活を好み、そしてそれを幸せに感じる人達です。ですから経営者と同じことを望んでもそもそも無理が生じます。中にはすごく伸びる人もいますが、それはたまたまの運かもしれません。過度な期待は従業員との歪みになるだけです。
本日お伝えしたいことをまとめます。
経営者の実力を100%とするならば、従業員の実力はせいぜい40%いけば御の字と思うことです。つまり人を採用して店舗経営される場合、その40%の実力で運営できるシステムにしてあげる事こそが健全経営につながることだと考えます。