2020/10/28 浅草のエリールにて「テリア限定!困っているトリマーさんのためのワークショップ」が開催されたので取材してきました。
講師はドッグレメディー株式会社代表の浅野順平さん。
テリアをやっている人ならおなじみの講師ですね。全国のテリア愛好家が訪れる「テリアージュ」というお店のオーナーでもあります。
イベント前半は、テリアを主軸としたトリミング技法や経営、接客などの質問をその場で受け付けて、浅野講師が即答するスタイルでした。
普段、浅野さんのお店ではどのような接客を行っているのか、どのような思考でプラッキングを行っているのか、具体的な数字や理論を交えて解説されていました。
例えば・・・
・コートの管理はお店と飼い主、どちら主導で進めていくのが良いのか?
・飼い主にコートの状態を把握してもらうにはどれぐらいの周期で来店をしてもらうのが?
・浅野講師のお店ではいくらぐらいの金額を頂いているのか?
・どれぐらい量を抜いたらよいかわからない
など上記は一例ですが、他にも沢山の質問がでていました。
ちなみにメニュー金額の質問に対しては、浅野講師のお店では中型クラスまでのテリア種だと短脚も長脚もほとんど同じぐらいの価格で11,000~15,000円ぐらいだそうです。エアデールなどの大型クラスのプラッキングはさすがに2万円を軽く超えていました^^;
第2部はボーダーテリアのストリッピングをメインに、参加者が自分で用意したモデル犬(Mシュナウザー、ウエスティ、ボーダー)を使った実技の講義でした。
とくに印象的だったのは、カット前のモデル犬を使い「この犬はどのようにプラッキングしたらよいか?」という問いかけを浅野講師が参加者全員に投げかけ、それに対して答え合わせをしていくディスカッションスタイルだったことです。
この日初めて目にするモデル犬を前にして「コートの状態はどうか?どのようにカットすべきか・・」という重要な判断を、意識の高い参加者と講師とでディスカッションできるのはなかなか貴重な体験ではないでしょうか?
「前回のプラッキングから〇ヵ月経っていて、アンダーコートの状態がこうだから、今回はこれぐらい抜いたら良いと思う」とか「バックラインは〇%ほど落として、サイドのコートは伸びすぎているのでこのラインをこう落としたい」とか、さすがに普段からテリアを扱っているプロのトリマーさん達なのでハイレベルな意見が飛び交っていましたね。
今回のイベントは大規模なセミナーと違って「ワークショップ」という形式でした。そのため講師と参加者の距離が非常に近く、浅野講師のストリッピング技法を間近で見ることができました。また少人数制のため、質問したいこともその場でバンバンできるのも今回のイベントの素晴らしい特徴だったと思います。
今後も同様のイベントを企画されるそうなので、興味があるかたはぜひ参加してみてください。次回は2021年3月3日に開催予定だそうです。
テリアをやっている人ならおなじみの講師ですね。全国のテリア愛好家が訪れる「テリアージュ」というお店のオーナーでもあります。
イベント前半は、テリアを主軸としたトリミング技法や経営、接客などの質問をその場で受け付けて、浅野講師が即答するスタイルでした。
普段、浅野さんのお店ではどのような接客を行っているのか、どのような思考でプラッキングを行っているのか、具体的な数字や理論を交えて解説されていました。
例えば・・・
・コートの管理はお店と飼い主、どちら主導で進めていくのが良いのか?
・飼い主にコートの状態を把握してもらうにはどれぐらいの周期で来店をしてもらうのが?
・浅野講師のお店ではいくらぐらいの金額を頂いているのか?
・どれぐらい量を抜いたらよいかわからない
など上記は一例ですが、他にも沢山の質問がでていました。
ちなみにメニュー金額の質問に対しては、浅野講師のお店では中型クラスまでのテリア種だと短脚も長脚もほとんど同じぐらいの価格で11,000~15,000円ぐらいだそうです。エアデールなどの大型クラスのプラッキングはさすがに2万円を軽く超えていました^^;
第2部はボーダーテリアのストリッピングをメインに、参加者が自分で用意したモデル犬(Mシュナウザー、ウエスティ、ボーダー)を使った実技の講義でした。
とくに印象的だったのは、カット前のモデル犬を使い「この犬はどのようにプラッキングしたらよいか?」という問いかけを浅野講師が参加者全員に投げかけ、それに対して答え合わせをしていくディスカッションスタイルだったことです。
この日初めて目にするモデル犬を前にして「コートの状態はどうか?どのようにカットすべきか・・」という重要な判断を、意識の高い参加者と講師とでディスカッションできるのはなかなか貴重な体験ではないでしょうか?
「前回のプラッキングから〇ヵ月経っていて、アンダーコートの状態がこうだから、今回はこれぐらい抜いたら良いと思う」とか「バックラインは〇%ほど落として、サイドのコートは伸びすぎているのでこのラインをこう落としたい」とか、さすがに普段からテリアを扱っているプロのトリマーさん達なのでハイレベルな意見が飛び交っていましたね。
今回のイベントは大規模なセミナーと違って「ワークショップ」という形式でした。そのため講師と参加者の距離が非常に近く、浅野講師のストリッピング技法を間近で見ることができました。また少人数制のため、質問したいこともその場でバンバンできるのも今回のイベントの素晴らしい特徴だったと思います。
今後も同様のイベントを企画されるそうなので、興味があるかたはぜひ参加してみてください。次回は2021年3月3日に開催予定だそうです。