2015年3月18日、第三回春エースアンドエース展示会場内の特設ブースにてGALLERY ARTESTA×BIOGANCEのコラボセミナーが開催されましたのでレポートします。
問屋さんの展示会場内で菊池さんのセミナーを開催するのは初の試みとあって“少人数制(20人)のセミナー”でしたが立ち見ができるほどの人気ぶりでした。
まずは普段からメインシャンプーとして愛用しているというBIOGANCEシリーズの解説から。ペットの毛色や毛質、状態に最適なシャンプーを調合することで、オリジナルシャンプーが作れるのが魅力のBIOGANCEシリーズですが、研究熱心な菊池さんにとっては最高の組み合わせといった感じで、普段の裏ワザ的な使い方や調合方法などを紹介されていました。
つづいては「菊池氏が伝授 シザーテクニック」というタイトルで、菊池流のシザーの使い方のお話です。現役の美容師でもある菊池さんの場合、シザーの使い方もトリマーのそれとは考え方や動かし方が異なっていてるのでいつも新鮮に感じるわけですが、今回は基本的な動かし方を中心に「ケガをさせないカット方法」や「シザーを開いたり閉じたりする“圧”のコントロール」の話でした。
トリマー自身に負担のかからないシザーテクニック編では、シザーを動かす前の柔軟体操や腱鞘炎対策などに役立つお話がありました。
後半は「ギャラリーアルテスタの秘密 解説」というタイトルで、顔のカットをプロジェクターを使って解説していきます。実際にトリマーさんがカットした写真を使用し
「どうすれば誰にでも“カワイイ”と共感してもらえる顔になるのか」(共感性)
「そのカットを毎回同じ状態に保つにはどうしたらいいのか」(再現性)
をテーマに菊池さんの理論を解説していきます。
実際にビフォーアフター形式で手直し後の写真が見れるので、話は難しいのですが結果は分かりやすい(笑)
感覚でカットするのとは対照的に、極めてロジカルなカット手法だと感じましたが、再現性という意味では、この考え方をマスターしたら誰にでも簡単に同じ顔カットが作れるようになるので、サロン内での「スタイルの統一」や新人教育などに取り入れてみるは良さそうですね。
最後に今回の主催BIOGANCEの販売元(株)ドーイチさんのブース。たぶん後日BIOGANCEのブログでもこのイベントの記事がアップされるはず!?