セミナーについて書こうと思ったら「もりぶーろぐマガジン」さんもセミナーの話だ…。と思った(株)フジフィールド藤野です。
私も獣医師向けのセミナーをさせてもらったことがあるのですが、
その時に必ず
セミナーは1人で聞きに来てもダメです。必ず最低でも7割のスタッフと一緒に受けてください
と伝えています。
なぜなら、セミナーを受けていないヒトは、そのことの背景が判らず必要性のイメージがわかないので受け入れません。ましてや身内から言われると反抗的になりやすいものです。
例えばオーナーが1人でセミナーを受けてきたことを
「今日、こんなセミナーを受けてきたから、みんなこうやってください!!」
と言われたらどうでしょう?
スタッフは「またオーナー、変なセミナー受けてきて?。今困っていないのに何でやり方変えなくちゃいけないの?!!」といった感じになります。
逆にスタッフが1人でセミナーを受けてきても同じです。
「オーナー!昨日、こんな良いセミナーを受けてきたので、うちのお店でも取り入れましょう!!」とスタッフから言われても。
「はぁ??。うちにはうちのやり方があるんだよ。そんなどこの誰だか知らない人がセミナーで行っていた事をやる必要ないでしょう!!やりたければ自分でお店出してからやりな!」
大分極端な会話ですが、オーナーからするとただの生意気スタッグが何か言っているという感じです。
さて、こうならない為にはどうするか、
セミナーはスタッフ全員で同じものを受ける。全員が無理でも独占的シェア 7割のスタッフで受ける。です。
全員で受ければ、そのセミナーについてお店で考察することが出来ます。また、7割のスタッフが同じ考えをできれば、お店の中で絶対的有利な与党です。30%の野党スタッフはいう事を言う事を聞くしかありません。(これランチェスター法則の応用です)
だからどうしても今後参考にしたい内容があればオーナーさんは店を休みにしてでも、みんな連れていくことです。
そして、一番効果的なのは、その講師の方にお店に来ていただいてセミナーをしていただくことでしょう。そうすれば、不特定多数のヒトの集まるセミナーよりも、より深い内容や質問をすることが出来ます。
そう言えば、どうしても今後に反映したくてスピードトリミングのセミナーをされている高木さんを会社でお呼びしたことがありました。写真はその時の様子です。やっぱりその後の効果は全然違いました!!
折角、お金と時間を費やしてセミナーを受けるのであれば、より効果的な方法で!!
ちょっと脱線しますが、ずっと最前線で働きたいヒト(トリマーさんかな?)は、勉強好きで常に自分のスキルアップをするそうです。
一方、経営者(オーナーさんですね)は、基本めんどくさがり屋で常に他人をどう動かそうかを考えるそうです。
詳細はまたいつか書きたいと思いますが、自分はどちらになりたいですか?なりたいものに必要なセミナーを受けるようにしましょうね。
- 「効果的なセミナーの受け方」の件 (2015-12-02)
- 目標の件 (2015-11-06)
- 【ご挨拶】 (2015-09-03)