「マイクロ(ナノ)バブル」には「ディープ クレンジング」という効能がある。
という仮説の実証もついに佳境だ。
それを解き明かす一つ目の有効作用は"圧壊"。
その原理は。。。
ミクロサイズ以下の気泡を水中で発生させ、そのミクロ気泡が水圧により圧縮され耐えきれず「プチッ」と弾ける。
その時には当然水中に微振動が発生するはずだ。
そして、その現象が細かく無数に連続的に行われる事により、まるで「超音波洗浄機」と同じように汚れを浮かせる働きが起こっていると推測できる。
2つ目の有効作用は"ミクロ気泡"と"対流"だ。
毛穴よりの格段に小さい、ミクロサイズ以下の気泡。
そのミクロ気泡は弾けるまで、水中に存在する。
装置は循環式であり、その給水と放水による対流運動が、ミクロ気泡を桶の中で縦横無尽に動き回らせる。
その結果、ミクロ気泡は毛穴の奥の奥まで届き、古い汚れや不要物を掻き出す働きが期待できる。
3つ目の有効作用は"吸着"だ。
施術中の水中をよく見て欲しい。
気泡が水中に発生すると身体や皮毛に細かく、くっついていることは肉眼でも確認できる。
つまり。。。
気泡にはものに"吸着"する作用があるということだ。
ということは。。。
当然、ミクロ気泡にも同様の作用があるはず。
普段では取れにくい毛穴の古い角質、脂分にミクロ気泡が無数に吸着しているとすれば。。。
それは汚れを包み込み浮かせる働きがあると考えられる。
ここでまとめてみよう。
「マイクロ(ナノ)バブル」の効能は「ディープクレンジング」という仮説を実証する科学的作用として考えられるのは。。。
・"圧壊"による微振動。
・ミクロ気泡を対流させる事による掻き出し効果。
・水中の気泡の吸着作用
以上の3である。
実は調べるうちに分かった事がある。。。
「マイクロ(ナノ)バブル」の原理は未だ完全には解明されていないということだ。
故に。。。
ここではでき得る限りの科学的根拠に基づき、確証にほど近い検証結果とそれらに基づく私の推論を加えた一つの答えを出すことに留まる。
だとしても!
あの水中でこれだけの"物理現象"が起こっている可能性があるのか。
「実におもしろい!!」
次はオゾンについて検証していくことにしよう。。。
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