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人間用のシザー

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ayu  | 2009/9/1 14:27
トリマーの卵です。理・美容師さんが使われるハサミのメーカーで「光」というメーカーがあるのですが、 以前ネイルアーティストをしていたときにそのメーカーのニッパーを使用して虜になり愛用してました。
今は胡蝶を使用していて、今度仕上げバサミを新しくするので、「光」のシザーを購入したいのですが、やはり人間用を犬に使用してはいけないのでしょうか?
動物は人間より毛が柔らかい為すぐ刃がダメになるとか聞きますし…
大丈夫だと説明している鋏メーカーもありますし…
皆さんの意見をお聞かせ下さい!
toypoodle  | 2009/9/2 8:21
初めまして、私はトリマー暦数十年ですが、殆ど人間用シザーです。
「光」は大好きでロングのシザーを2本。今回はスキバサミを「光」で購入しました。犬用はすぐに切れなくなるので殆ど使いません。
thibi  | 2009/9/2 13:54
はじめまして、参考意見程度に聞いてください。
まずはさみ自体は、動物用、人間用の違いは無いと思います。
違いがあるとすれば、トリマー用に毛が逃げない様に刃を付ける場合(スリットシザーと同じ考え)がありますが、切れ味が落ちてくると毛が引っかかって、使いにくくなります。
(個人的には、動物用も人間用も同じ刃付でOKと思います。やさしくサクッとした切れ味が使い易いでしょう。)

人間でもワンちゃんや猫ちゃんみたいに、柔らかい毛質の方もいます。
柔らかい毛⇒はさみが切れないとパクリ(咬む)やすい。
硬い毛⇒はさみが切れなくても力(握力)で切れるが、腱鞘炎の元。
いずれにしても、はさみはよく切れなければいけません。

>>動物は人間より毛が柔らかい為すぐ刃がダメになるとか聞きますし…
そんな事はありません。よほど硬い毛をたくさん切らないかぎり、毛の切断で切れ味が急激に落ちることはありません。切れ味が落ちる一番の要因は動刃と静刃、二枚の刃がこすれる金属疲労です。
ですから、ステンレス製よりコバルト製などの硬い金属製のはさみの方が金属疲労に強く長切れします。

人間用をトリマー用にしても全く問題無いと思います。むしろトリマー用として販売されているはさみで、よさそうな物は少ないと思います。
kinj  | 2009/9/4 13:31
横からスイマセン。thibi さんに質問です。
自分の知識と違ったので聞きたいのですが、コバルトの方がステンより硬いとありますが、コバルト合金はやわらかいですよね?
なので使い始めは刃が削りカスというかゴミが出て、丹念にふき取らないと刃が痛みやすい。しかしその柔らかさと繊細さで切れ味は良い。
逆にステンは硬い(工業用で言えば強い(コワイ))のでせん断応力(トリミングで言えば硬い毛のカット)には強いけれど曲げなどのモーメントには弱いですよね。
長く、丁寧に使っていけばコバルトの方がどんどん手になじんできますが、ステンの方が即戦力になる。
というのが材質に対する知識です。

人間の美容師は10万~のシザーを使うのがほとんどで切れ味は抜群。なので手に無理な力は入れない。
トリマーはコストパフォーマンスから見てもほとんどの方は5万以内でそろえる。必然と切れ味は悪く、さらに無理に力をいれてきるので刃が痛みやすい。
というのが切れ味に対する知識でした。

ほとんど逆だったので少し気になってしまって・・・
間違いなら今のうちに正したいので教えていただけたら嬉しいのですが。
thibi  | 2009/9/8 11:56
kinjさんへ、
硬さについては「ステンレス鋼」などで、ググってもらえれば詳しく解ると思います。ちなみに、鋏業界では「コバルト」と名前を強調してますが、コバルトは添加物の1つであくまでステンレス鋼です。
例えば、まったく同じ形状をしていれば、材質が違っても切れ味には変わりが無いでしょう。違いがでるのは長切れするかで、「コバルト」のほうが磨耗に強いので長切れします。
切れ味は、刃角・刃線・刃の形状・鋏の形状など多くの要素が関わりますので材質だけでは評価できません。

鋏の値段と切れ味は比例しません。マメにメンテ(研磨)をしている鋏が切れるんです。私の感覚では8割以上の美容師がメンテ不足の「枝毛製造機」で仕事をしているのが現実です。
kinj  | 2009/9/9 9:03
ステンレス鋼でぐぐってもわかりませんでした・・・

>8割以上の美容師がメンテ不足の「枝毛製造機」で仕事をしているのが現実です
シザーの職人さんですよね?すいませんが教えていただけないでしょうか?

(コバルトは添加物というのは知っていますが通常コバルトと言えばコバルトの含有率の高い金属と想像するので一応「コバルト合金」と表記させていただきました。鉄60%含有を玉鋼と称する日本刀と同じ意味合いですね。)

簡潔に、「ステンレス鋼」、「コバルト」といわれるコバルトの含有率の高いものと、どちらが硬いか

それだけお願いします。
thibi  | 2009/9/10 12:38
「コバルト」のほうが硬い。
kinj  | 2009/9/10 18:44
どうもありがとうございました。
hiro1011  | 2010/12/3 16:34
いわゆるコバルトは「コバルト基合金」です。コバルト(Co)をベースに他の元素を混ぜた合金です。コバルト含有量が多い鉄基合金ではありません。

ステンレス鋼は鉄(Fe)に少なくとも10.5%以上のクロム(Cr)を含有した鉄基合金です。

コバルト基合金についてはデータが見当たらないので硬度が推定できません。
ステンレス鋼にはさまざまな種類がありますが、ナイフ等に使われている鋼材ではいわゆる炭素鋼以上の硬度が得られる物もありますので一概に評価することはできません。
シザーに使われるのは440Cが多いようです。硬度はHRC58~59程度です。ATS34を使ったシザーもあり、こちらはHRC61程度になります。非常に硬い。錆びやすい炭素鋼でもHRC60前後です。日本刀もそのくらい。

もっと硬いステンレス鋼もありますが、加工性・研磨製が悪く靭性にも劣る(欠けやすい)ため、非実用的です。
ステンレス鋼は必要十分な硬度を有していますから、コバルト基合金一般がステンレス鋼より硬いということは無いでしょう。
コバルト基合金の特徴は耐摩耗性が高いことだと言われています。
mosuko  | 2010/12/3 18:13 | 最終変更
hiro1011さんに質問です

硬さがステンレス鋼≧コバルト基合金なのに何故コバルト基合金の方が
耐摩耗性が高いのでしょうか?
一般的には硬い方が耐摩耗性はいいとおもうのですが…
コバルト基合金の方が摩擦係数が低いのでしょうか?

メンテナンスの間隔などを考えた場合どちらがお得ですかね
コバルト鋏って高過ぎませんか
私はもっぱら一丁5000円程度の物でがんばってます(不満はありません)www
hiro1011  | 2010/12/3 21:10
mosukoさんこんにちわ。

私も硬いほうが耐摩耗性が高いような気がするのですが、別問題のようです。なぜかはよく知りません(^^;

たとえばチタンてすごく硬い鋼材のように思ってるひとがよくいるけど、実はあんまり硬くないんです。だから刃物にはほとんど使われません。だけど耐摩耗性はすごく強い。軽い素材だから単位重量あたりの引っ張り強度も強いです。


硬さの計り方っていくつかあるんだけど、たとえばロックウェル硬度っていうのは上から試材に鋼球を落として窪んだ穴の深さを計ります。変形しにくさが硬さなわけです。
これには原子同士の結合力が「強い」というだけじゃなくて「ズレにくい」ということも関係してるんだと思います。耐摩耗性がある、粘り強い、という金属の場合は、結合力は強いけどズレを許容するんじゃないでしょうか。結合の角度とか位置がずれて変形しやすいけど、ちぎれない、みたいなことじゃないかと想像しています。硬くて変形しにくい物は石とかガラスですけど、ちょっとでもズレると結合が切れて割れちゃう。みたいな。

どっちがお得なのかはわかりません。

私は研ぎやさんなので頻繁に砥ぎに出してくれるならステンレスの方が嬉しいですが(^^;
runrunrun  | 2011/2/27 1:13 | 最終変更
いつも研いでもらっている研ぎ屋さんいわく。
数値的にはステンレスの方が硬いけど研いでいて硬いのはコバルト含有鋼だそうです。
感覚的に言うと、ステンレスは硬いけどもろいので砥石によくかかる。コバルト含有鋼は砥石にかかりにくくて滑る感じ。だそうです。
ハサミの場合、常に刃先が摩耗している状態なので硬くて脆い材質より、摩擦に強い材質の方が向いているようです。
極端な例で言うとガラスと鉄の差みたいな感じです。
ガラスは鉄より硬いけどすぐにわれる。
鉄はガラスほど硬くないけど丈夫。

人間用とペット用のハサミを比べると作りは人間用の方が良いようです。

でも毛質自体はペットの毛の方が切りにくい。

その反面、トリマーさんはハサミが少々切れなくてもワンコが文句を言わないので仕事に支障が出るまでハサミを使い続けるようです。

人間の髪の場合切りやすい反面、切りづらいハサミで髪を引っ張ったり、枝毛を作ったりしたらクレームになる。そうです。ここの研ぎ屋が言ってました。→http://tonpei833.blog135.fc2.com/


また極端な例をあげると人間用の食事とペット用の食事の差みたいなものだと思います。(極端すぎるなぁ)

ペット用を使うか人間用を使うかは個人の判断だと思います。人間用を使えばよく切れると思いますが、トリマーの場合ワンコに蹴られてハサミを落としてカケができる→しょっちゅう研がないといかん→ハサミの消耗が激しい→高価な物では経費がかかる。ってことになりかねません。一長一短です。
rightstuff  | 2011/2/27 5:28
鋏の選び方・・・という事で良いでしょうか?
では、メーカーで選んだり鋼材で選んだりするのではなく、先ずはフィット感で選ばれてはいかがでしょうか。

男性と女性では、また個人によって手の大きさ、指の太さにはかなりの差があります。
指の力の差もございます。
一頭を仕上げるために鋏を開閉する回数も、人間よりも遥かに多い回数になるはずです。
人間の頭髪の流れでは存在しない角度、毛流で犬の場合はシザーリングするので、持ち方も全く違っているのだと思います。

ですので、「重さ」「ハンドルの長さ」「指口の大きさと形状」このわずかな差が術者の方の「使いやすさ」に大きく影響すると思います。

どのような硬さの刃であろうと、どのような刃付けをしていようと、手にフィットしない鋏を無理な力をかけて使用しているとどれだけ素晴らしい鋏でも「切れない」と表現されているように思います。

また、研ぎやさんの技量にも大きく左右されると思います。





車を選ぶとき、エンジン性能やタイヤのスペックなど比較する数値は沢山ありますが、実際には運転手の技術習熟度や感じ方によって評価は全く変わってしまいます。
高級外車が良い人もいれば軽自動車が良い人もいます。

でもその車のエンジンが2600ccか3000ccかどちらでないといけないか?
A社のタイヤはコンパウンド○%でb社のタイヤは×%だとか・・・

街中走るか、高速使うか。飛ばしやなのか安全運転なのか。
使い方が違えば感じ方も違うのだし、車が長持ちするかしないかはユーザーの使い方次第ですよね?





鋏のブランドは「無数」に存在します。
でも信頼性の高い鋏メーカーは4~5社。
刻印部分を隠して刃やハンドルの形で比較すると、無数にあるはずのブランドも「ああ、あそこのメーカーか。」って分かるようになるかも。
mosuko  | 2011/2/28 17:46
rightstuffさんこんにちは

信頼できるメーカー及びブランドを教えて下さい。
4~5社と言われても何の参考にもなりませんので、ぜひ知りたいです。

そろそろ一つ位はいい鋏を持ってみようかと思っています。
いままでは安鋏で何の不満も有りませんでしたが…。
貧乏トリマーは自分の手に合う鋏を選ぶのではなく
手を鋏に合わせるもんだと自分に言い聞かせてきましたWWW
実際に合ってもくれました。使ってると馴染んでくるもんです。
人間の持ってる能力は結構スゴイものです。

私は5万円の鋏を持つより5千円の鋏を10丁持ちたいタイプの人間です。
価格が高い鋏ってそんなに違うものですか?
いままでに何度も試すチャンスはあったのですが、頑なに断ってきました。
禁断の地に足を踏み入れてしまいそうで…。

よく鋏屋さんがティシュで試し切りをさせてますけど、あれって意味が
あるんですかね?100均の鋏でも噛まずに切れますよね。
rightstuff  | 2011/3/1 10:18
mosuko様

先にも申し上げたように私はメーカーや材質などよりも、「手のフィット感」が一番大切だと考えております。
それはとても「主観的」な選び方なので、様の閲覧できるこの場所で特定のメーカー様を名指しで持ち上げたり、批判するわけには参りません。
個人的な意見とお勧めはPMのほうに送信させて頂きます。
mosuko  | 2011/3/2 2:05
rightstuff様

PMありがとう御座いました。とても参考になりました。
前向きに検討したいと思います。
watashi  | 2011/4/12 15:08
rightstuff様

こんにちわ!

いまシザーの購入を考えています。
たいへんお手数をお掛けしますが、信頼性の高い鋏メーカー4~5社を教えてください。

よろしくお願い申し上げます。



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