トリマーとしての将来性

ご無沙汰してますHIKARUです、以前此処でよくご意見を頂いていました、今日またご意見を頂きたく長文失礼いたします。 私はもうすぐ30歳になる男トリマーです、トリマー暦は1年ほどで、経営は別ですが販売店、病院と一つのテナントで営業しています。 先月末に上司（トリマーではありません）からお客様の間で私のカットが未熟であるという話が広まっていてこのままでは店舗的にもまずい、最悪辞めてもらうかもと通告されて落ち込んだまま今日まで営業してきました。 もともと学生時代からの見込みが悪く、学校の卒業試験にも一度落第しています…。就活時代にも学校のテストで落ちるようでは正直トリマーとしてやっていくには厳しいかもしれないよ？といわれたこともあります。 それでもがんばっていれば絶対上達すると信じて疑わず今までやってましりました、しかしうちの店には私しかトリマーがいなく指導やチェックを受けることは殆どありません（月に2回程別の店舗に勉強にいくことがあります）がそれでも1年やっていればもう少し上達しても良いのでは？と自分でもレベルの低さ、上達の遅さに哀しみが沸いてきます… 30になる前に最後の転機として転職すべきか悩んでいます、いま結婚を考えている彼女もいます、ただでさえ給料が低いうえにこのままでは… 皆さんの意見や体験を聞かせていただければ幸いです。

HIKARUさん、自分は専門学生時代に数ヶ月のアルバイト経験だけしかなかったですが、３０歳でお店を出し現在５年。今でもたぶん周りのお店と比べても、けして自分のカット技術が上手いとは思っていません。（実際比べた事ありませんけど） オープン当初からそうですが、私は自分のカットセンス（デザイン）などグルーミングをトータル的に気に入っていただけるお客様に来ていただければそれでいいという考え方です。 だから周りのお店の事なんか全然気になりません。 カットの上手さを重視したいお客様は、よりカットの上手いお店に行けばいいと思ってます。 でもより丁寧な仕事や接客などトータル的にそのカット技術を補う努力をし、また他店にはない特徴を活かすようにしています。 でもカット技術の上手い下手って最終的にはお客様が判断する事。 いくら私達プロから見て上手くカットしてあっても、そのお客様に気に入ってもらえなければダメですし、他店と比べ下手なカットだったとしても、そのお客様が気に入ればＯＫなんです。 またお店によってカットのデザインなんかもそれぞれですから、どういうデザインが好みなのかで変わってきます。 言いたい事は、自信を持って努力していけばきっと自分のファンになってくれる人はいるはずだと信じて頑張る気持ちが大切だと思うのです。 これが私の経験です。 意見としては、実際この業界で男なら将来独立してやる位でないと、なかなか結婚して家族を養っていく事は大変なのではないでしょうかね。 もし今以上のカット技術を本当に身につけたいのなら、現在のお店ではダメだと思います。 やはりちゃんと指導してもらえる別のお店を探された方がいいでしょう。 でも転職が全てではないと思うのです。 もっとプラス思考で色々アイデアを考える事も必要ですよ。 どうしてもカット技術が身につかないのなら、いっそシャンプー専門店でもやられてはいかがでしょう。 全身カットコースはなしで、シャンプーコースオンリー。 顔の部分カット位出来るといいですけど、ダメならなしでもいいと思います。 うちでもシャンプー犬は多いですし、やり方によっては十分需要はあると思いますけどね。 今結婚を考えている彼女がいるんでしょう？ その彼女を幸せにする為にもって頑張って下さいね♪（私はバツイチだから応援したくなっちゃったんだよね～♪笑）

MUC様 　書き込みありがとうございます、今良く読ませて頂きました。 そうなんです、ずっと辞めようと思っているのに踏み出せない理由の一つにそれがあるのです。 常連様の中にはいつも笑顔で本当に感謝してくれるお客様も少なからずいるんです！そのお客様の愛犬をお返しする度にもっと上手くならなきゃ！っと奮起することが今の状況までトリマーを続けてこれた(まだ１年足らずですが)要因だと思います。それだけに周りの噂がそういった一部のお客様にまで届いてしまうのが怖く、心苦しくもあります。 　もちろん彼女にも相談しました、向こうも動物好きで私がトリマーをしていることに凄く好意的なので、私が辞めようかと思うという考えには反対してきましたが、恐らく電話で伝わる私の感情を察してか結果的に辞めようと思うなら辞めても良いのではと意見を変えてきました。私が学生時代に将来お店をだしたらお前も手伝えよ！などと話した事もあるだけになんとも… 正直悩んでいますと書き込んで置きながら、ほぼ辞める決断をしていましたがmuc様のお話も聞いて辞めるか続けるか時間はそれほどありませんがもう少し考えてみようと思います。 　

お気持ちは、充分理解できます、 「辛くなれば、辞めてしまおう」 一番簡単な道じゃないですか？ それで後悔しませんか？ どんな業界へいっても、その程度の問題はついてまわるものです。 仕事をしていくいじょう、辛い事を乗り越える努力をしていこうと思うようになってください。 それが嫌なのであれば、仕事はしないほうが良いです。

HIKARUさん、まず私がこの仕事を選んで頑張っている理由の一つにね、３０歳近くになって別の業界の仕事を辞めた時、これからずっと長く続けていけれる仕事とは何かと相当考えた末、やはり好きな事じゃないと続かないなと決断してこの仕事を選んだんです。 だから今はもうこの仕事しかないんだという気持ちなんです。 実際この業界以外の仕事でも働いてはいけると思います。 でも長く勤めていく自信はないですし、いまさら人に雇われたいとは思いません。 確かに３０歳というと何か節目という感じで決断しなくてはならない気持ちや焦りも分かります。 しかしまだ１年足らずというところも気になります。 私も今まで１・２年目の頃などは、不安や悩む事も沢山ありましたし、５年目の今でも不安や悩む事はあります。 ただそれはこの仕事をどうやって続けていけるかという事を考えての事なんです。 これは私の場合ですが、是非HIKARUさんにもこうした点を踏まえて考えてみるのもいいかと思いますよ。 彼女さんにしてみても、HIKARUさんが今までの方向性を辞めるという事は相当不安だと思います。 でも最終的にはご自身で責任を持って決めなくてはいけない事だと思いますので、もう一度よく考えて決断して下さいね。 最後に私の好きな言葉を書きますね。 「夢は叶えようとしなければ、けして叶わない」「夢を夢で終わらせない為に」 当たり前のフレーズですが、これが大切な事だと思っています。

ケンケン様 muc様 　レスつけて頂いて感謝しております。 実はあれから色々な人に相談しました、学生時代の友人やトリミングスクール時代の友人など意見は様々でした。 　私自身今まで本当に頑張って来たのか？まず自分の今までを振り返ってみました、周りよりも自分が本当に努力してきたか？という問いが投げかけた時ＹＥＳと有無も言わさず答えることは出来ないと思いました。 まだ自分には努力する余地がありすぎると思います。 　まだトリマーそのものの可能性として不安な部分は確かにぬぐいきれていません、それは私以外のトリマーさんにも言えることだと思います。 努力した結果目まぐるしく成長しトリマーとして自分の技量に自信が持てる日が来ても諦めなければいけない結果が出てしまうかもしれませんが、もう少し自分の可能性、トリマーの可能性を信じて頑張ろうと思います。 　最後にmucさま私ごときにもったいないお言葉ありがとうございました。