Re: 有難うございます
korosuke
| 2008/5/2 8:48
喉の奥が熱くなりました。 私と同じです。私は、「今までで一番悲しい出来事は?」と聞かれれば、間違えなく「愛犬の死」と答えると思います。「犬が死んだのが一番悲しいとは、幸せな人だ」と言われたことがありました。しかし、本当はその逆です。心から愛する人がいなかった。心から信頼する人がいなかったんです。そんな中で愛犬だけに心を開いていた私が、どれくらいその子を支えにしていたことか。 彼が死に、泣いて泣いて。。。部屋の片隅に落ちている彼のおもちゃを見て泣き、布団から匂う彼のにおいに泣き、靴紐についた彼の毛を見つけ泣き。。。自分でも、どうすることもできませんでした。 「彼が悲しむよ」という人の言葉も聞き入れられず、「新しい子を迎えれば?」と言う言葉が、悲惨で薄情な言葉にさえ聞こえました。 「頭がおかしくなった」と言われていました。そして、カウンセリングに連れて行かれました。その先生は、ただただ、私の同じ話を、うんうんとうなずくだけでした。私がどれだけ彼を愛していたのか?どれほど良い子だったのか?誰かにわかってほしかったんです。 日が経つと、先生は、「手紙」と書くように言いました。届くはずのない手紙。私は、彼に何十枚と書きました。小さな頃から、老犬になるまでの色んな事を書きました。「謝りたいこと」もたくさん書きました。 そして、先生は、「彼があなたにありがとうと言うとしたら、どんなことでありがとうと言うだろう?」という問いにも、何個も答えることができました。 「どんな関係にも、どんなに愛している相手であっても、みんな、ごめんなさいとありがとうがあるんだ」と知りました。 立ち直り、仕事もできるようになりました。それから、数年後、私は犬を拾ったんです。彼とは、似ても似つかない外見と、正反対の性格です。「彼が怒るかもしてない」という考えより、「このかわいそうな犬を不憫に思って、私を紹介したんだ」と思いました。 不思議ですが、彼と今の子を比べると言うことはないです。全く別の子として認識しています。彼を忘れることは絶対にありません。彼が死んで8年ですが、お墓参りも今の子と行きます。「お兄ちゃんのところへ行こうか?」というと、彼のお墓だと分かって、車に飛びのります。私にとって、二人は大切な大切な犬です。 大丈夫 大丈夫 大丈夫 亡くなった子が、あなたの悲しみを、絶対にいい思い出にしてくれます。 天使には、その力があるんです。
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- ペットロス (名無しさん, 2008/4/30 15:24)
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