アニコム調べ「ペットとの暮らし「ヒヤリ・ハッ...
2014年12月11日 パイプ名 : JP PET NEWS
---以下リリース内容アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長:小森伸昭)では、契約者に対して、インターネットを通じたアンケートを実施し、「ペットとの暮らしで起きたヒヤリ・ハットの経験」に関する調査を行いました。■大ケガ34件の裏には318件のヒヤリ・ハット経験「ペットとの暮らしの中でケガや事故にあった経験や、ケガや事故に至らなかったヒヤリ・ハットの経験があるかどうか」を聞いたところ、有効回答616件のうち、「大ケガや大事故の経験がある」が34件、「ケガや事故の経験がある」が158件、「ヒヤリ・ハットの経験がある」が318件となりました。一般的に、ヒヤリ・ハットの比率(*ハインリッヒの法則)は、「1:29:300」と言われていますが、今回のアンケートでは「1:5:10」の割合となっていて、「ヒヤリ・ハット」に値する事象が起きていても、飼い主が気付かないケースが数多くあることも推察されます。ペットのケガや事故に対する十分な知識を持ち、予防策を講じることが必要であると言えます。■防止しよう!「リビングでの誤飲事故」と「リビングでの落下事故」どのようなケガや事故を経験したのか、発生場所や状況を聞いたところ、「リビングでの誤飲」「リビングでの落下」が、いずれの分類においても多数発生していることが判明し、最も注意すべきケガ・事故であることがわかりました。※ハインリッヒの法則:アメリカの損害保険会社で技術・調査部の副部長をしていたハインリッヒ氏が、1929年11月に労働災害の発生確率を分析した結果を論文として発表したもので、1件の重大災害の裏には、29件のかすり傷程度の軽災害があり、その裏には300件もの「ヒヤリ・ハット」した(危うく大惨事になる)傷害のない災害が発生していたことを明らかにしたもの。■8割の事故が飼い主の近くで発生ヒヤリ・ハットを含むケガや事故を経験した際の家族の状況を聞いたところ、52.4%が「ペットの近くにいた」と回答しました。「同じ部屋(場所)にいた(18.8%)」「一緒に遊んでいた(13.1%)」も合わせると、8割を超えるケガや事故は、飼い主の手の届く範囲で発生しています。飼い主が近くにいても、ケガや事故が起きるということを念頭に置き、ペットが暮らす環境を整えることが必要です。■発生場所別のヒヤリ・ハット事例発生した場所別にヒヤリ・ハットの具体的な事例を下表に示しています。いずれも大ケガ・大事故につながる可能性のある事例であり、ヒヤリ・ハットの経験を生かし、再発を防止することが必要です。また、これからは誤飲事故が増える季節です。誤飲事故の予防には、「ごみ箱を蓋つきにする」「人の食べ物をペットの手の届く範囲に置かない」などが有効です。事故の起きない環境を作り、年末年始を迎えましょう。
記事詳細 http://news.jprpet.com/news/detail/00050157/