トリミングにくる犬の中にはトリミングに慣れていなかったり、トリミングスクールのモデル犬として出していて、学生が練習としてやったトラウマがある子の中には、
過度に暴れたり、噛みついてくる犬がいます。
もちろん何回もトリミングにきてくれれば、この人たちは安心して大丈夫だ!って安心してくれて、大人しくやらせてくれるようになりますが、それまでは普通か噛まれて出血なんて当たり前(笑)
「暴れたり、噛みぐせがある子はお断りさせていただきます」って書いてあるトリミングサロンが多いですが、
実際にきたら、あなたのサロンはどうしていますか?
断れない性格の優しいトリマーが多いですから、痛くても時間がかかって利益にならなくても、そのまま仕上げるって人も多いのではないでしょうか?
僕のサロンでは、担当トリマーの判断でお断りの電話をしていいようにいっていますし、
それでも、やってほしいとお願いされれば、正当な料金を別途請求します。
もちろん、その追加料金も2000円からで、担当トリマーの裁量に任せています。
やっぱり、危険が伴う仕事ですから、やったぶんだけの正当に給料で評価しなかったら経営者として駄目だと思うし、
売上よりも従業員が安心して働ける環境を作るのが経営者の責任ですよね。
中には、飼い主には怒らないし、別料金なんて他の店だとやってくれたっていうお客様がいますが。、、
そうやって、自分を犠牲にして利益にならなくてもお客様のためにってやる優しいトリマーさんがありから、お客様き危機感がなくなってしまうんですよね。
そもそも、愛犬のしつけは飼い主の責任であることを忘れて、サロンに押しつけるのって今の小学校とかの保護者問題と似てる部分がありますね(笑)
飼い主さま、サロン側どちらも幸せになるために、サロン側ももっと、自分達が犠牲になるのではなくて、正当な仕事の評価として代金を請求したり、
あとから、悪い評判がたつのではないかと恐れずに、お客様へ伝えてもいいのではないでしょうか。
そういうのがどのトリミングサロンでも当たり前になれば、もっとトリマーの職業が魅力的な業界になるんじゃないかな。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。
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