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集客販促物について : トリミングサロン開業後潰れるお店に共通すること。
投稿者 : staff 投稿日時: 2014-09-14 (6667 ヒット)

トリミングサロンを開業したらあなたが絶対にぶち当たる壁があります。



それは「お客様からの予約が入らない」ということ。




あなたがコンサルタントをつけたり、何年も経営を経験してきた人なら、マーケティング力がありますから、トリミングサロン開業初月から予約でいっぱいにすることも可能でしょう。




でも、今までトリマーとして働いてきて、初めての独立開業のあなたにとってはそうはいかないでしょう。




普通に考えるとお客様に来てもらうためにフリーペーパーに広告をだすのではないですか?




でもそれはあなたが最短で閉店を迎えることになりますから絶対にやってはいけません。




そんなこと書くと、NEOは何言ってるの?バカ?と思う人もいると思いますが。




僕から言わせると、月商100万円までは広告費になんか大事な資金を使わなくても簡単にいきます。




それにいくらトリマーとして働いてきたからって、経営初心者で無名のあなたのお店のサービスがお客様全員を満足させられるようなものではないです。




商売というのはそんなに甘くはありません。どんなにあなたにカットの技術があったとしても、資金力のある大手グループ系のトリミングサロンのサービスと比べると劣ってしまいます。それだけではお客様はリピートしません。




それでは具体的に理由を話していきます。




前回話しましたが、お客様というのは、そこまであなたのお店のことを認知していません。




これがフリーペーパーでも同じことです。




お客様は、あなたのお店以外にも何百店舗も掲載されている中から、興味のあるページだけを流し読みします。




美容院を探している人ならそのページを。合コンや飲み会で使えそうなお店を探している人ならそのページを。興味のないお店は視界にすら入ってこないんです。




もしあなたのお店のお客様なら、あなたのお店の名前を知っています。経験したことは視界に入ってきますから、あなたのお店が広告掲載されていたことを知ることでしょう。




でもたとえ多くの広告の中からあなたのお店の広告を見たとしても、今度は同じ業種、あなたのことで言えばトリミングサロン同士を比べて振るいにかけます。



ここで一番振るいにかける項目として、どちらがより安く、お得に利用できるのか?ということです。



結局フリーペーパーでくるお客様の多くが、クーポンのお得目当てできているのです。




そういうと、あなたはこう思ったのではないですか?




それなら50%OFFなどインパクトのあるクーポンを出せばいいじゃないか!一度自分のお店に来店さえしてもらえば、お店の良さがわかって、その後も絶対に利用してくれるよ!




それは大きな間違いです。グルーポンやポンパレなどの共同購入のクーポンサイトが一気に話題から消えたのもここに理由があります。



クーポンを利用してくる多くの消費者心理から言うと、より安くお得にサービスを利用したことに快感を求められるのであり、サービスの質がよければよいほどその快感が大きくなります。



つまり、あなたのサービスがどんなによかったとしても、またその快感を求めて安くてお得なクーポンを探して回るのです。



口コミ効果でいうと、クーポンを使って利用した人は、友達にこういうでしょう。




こないだ○○のお店に行ったんだけど、そこの○○がなんと半額でできたんだよ!って。




友達は、そのお店がまだ50%でやっていれば来店するかもしれませんが結果は同じです。




さらに、すでにクーポン期限が切れていたら、友達は50%でできたのに、そこに通常価格で行くのは、なんだか損した気分になり行きません。



これが現実です。




これが広告のクーポン利用でくる人がリピーターにならない大きな理由です。




あなたのサービスが悪かったわけではありません。




消費者購買心理の満足感が、あなたのお店ではなく、クーポンを利用することで絶頂になって満たされてしまうからなのです。




だからどんなに広告費を使ってお客様に来店させたとしても、広告費すらも回収することもできなければ、顧客にもなりません。




それに、広告を出しても1件も予約が来ないなんてこともザラです。




なにも知らないあなたは、そのことを広告代理店に相談すると、



「無名の新規店の場合は、一回じゃ効果がでないので、最低でも○○ヶ月は広告掲載し続けなければそんな効果ないですよ」



と営業トークをし、広告費すら回収できなかったものにさらに広告掲載の話をしてきて、自己資金が尽きるまでむしり取ります。



広告代理店もそれでご飯を食べているわけですから当たり前のことなんですけどね。



広告代理店はあなたのお店従業員でもなければ友達でもない。広告費さえ出してくれるなら、あなたのお店がどうなろうと彼らには関係のないことなんです。




これだけは忘れないでください。




広告代理店の人間は広告を売るプロであって、集客のプロではありませんよ!




これに気付かずにいわれるがまま従っていたら、間違いなく自己資金がなくなり、あなたのお店は閉店します。




さっき言ったように売り上げ100万までは広告なんかに頼らずにいけますから、あなたがトリミングサロン経営で成功したいなら広告費は絶対に使わないでください。




広告に販促費用をかけるにはタイミングがあります。もしあなたが広告費にお金を使うなら、資金力の乏しい開業当初ではなく、売り上げが100万を超えてきた段階で、集客ではなく、あなたのお店のブランディング戦略として使うのがベストです!

最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。

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