トリミングサロンを開業するのに必要な設備をまとめてみました。
はじめてトリミングサロンを開業する人は、買ってからやっぱりあっちのほうがよかった!?
なんてことも多々ありますので、経験から最低限トリミングサロン開業時に必要な設備をまとめてみました。
「→」で書かれたところは選ぶ際のポイントをまとめてありますので参考にしてください。
■ 「施術に必要な設備一覧」
◆ トリミングテーブル
→ 丸タイプ、四角タイプ、油圧式、テーブル表面ラバーの色も様々です。準備段階で決めたあなたのお店の「カラー」にあった色を選ぶことと、将来出張トリミングの有無等「目的」を考慮して選んでください。
◆ ドライヤー
→ 天井吊るしタイプと、床置きタイプがあります。もちろんこちらもカラーが豊富です。前面ガラス張りの内装の見栄えと乾かす際の身軽さでは床置きタイプのほうが使いやすいですが、床置きタイプはコンセントに足をひっかけて、コンセントの先を壊しやすいので、自分で修理のできない人は修理費がバカにならないですし、忙しい時に壊すと作業効率が一気に落ちてしまいますので、そういう人は、天井吊るしタイプのほうが安心ですよ!
◆ 棚
→ リボンや耳洗浄液、バリカンの替え刃や使っていないハサミなどなど意外と道具が多くなってしまいますので、棚は絶対に必要です。また、これらの道具はすぐ使えるように腰丈くらいの高さの棚にすると、棚上をカルテを置いたり使えるので便利です!
個別の道具棚をよく用意しているサロンもありますが、サロン専用道具棚だと値段も高いし使い勝手があまりよくない上に、作業中に邪魔になるのでオススメしません。それよりも腰丈の高さのタンスのような棚があるほうが便利です。
◆ ゲージ
→ 保管頭数に応じて動物取扱業申請時にもゲージの数は記入します。繁盛してきた時は同時に預かっている頭数も増えますし、ペットホテルを将来考えている方は最低でも6つはオープン時に用意しておくか造作してもらったほうがいいです。
→ 足を上げてのオシッコ等で汚れますし、爪等でひっかいてキズもつきますので、衛生面を考えると木製は避けたほうがいいです。また、ゲージを造作してもらう場合は、掃除しやすいようにゲージの床を取り外して丸洗いできるようにしてもらうと便利です☆
◆ ドッグバス
→ 以前お話しましたが、最低でもドッグバスは2つ用意してください。これも色んな素材がありますが、ホームページに載せる内装の写真で見栄えが良い「猫足タイプ」のオシャレなものもありますので、お店の雰囲気やカラーに合わせて選んでください。
◆ 日除け設備
→ 動物取扱業申請時に、ゲージ等ワンちゃんに直射日光が当たらないように対策が必要となります。夏場はドライヤーを使うためトリミングルームの気温が高くなります。それを緩和するためにも、直射日光が当たりやすい場合は窓にカーテン等をつけるようにしたほうがいいです。
■ 「これからのトリミングサロンの標準になるうる設備一覧」
◆ マイクロバブルバス発生装置(炭酸泉等)
→ 今のトリミングサロンはただカットするだけでは生き残っていけません。マイクロバブルバス等皮膚被毛の改善ができる設備は今のトリミングサロンには標準的になってきています。値段は○十万と高額ですが初めの段階で設置したほうがいいでしょう。
◆ マイクロバブルシャワーヘッド
→ こちらも補足ですが、体臭緩和等あなたのお店の強みになるものです。
◆ オゾンスチーム
→ エステ等に力を入れていくサロンには必要でしょう。個人的な意見ですが、オゾンスチームのみでは正直高い効果は得られません。
◆ 酸素カプセル
→ こちらも補足ですね。犬用酸素カプセル設置店も増えてきています。
結論からいうと、これからのトリミングサロンで標準になってくる設備というのは、自分のお店の強みを出すものですね。近隣サロンにはない設備を設置し、差別化をはかる目的での設置となりますので、資金面と近隣トリミングサロンを視察して決めるのがいいでしょう。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。
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