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従業員教育 : 従業員教育に悩んだら○○に連れて行きなさい!
投稿者 : staff 投稿日時: 2015-03-12 (1070 ヒット)

トリミングサロン、ペットサロンを経営されているオナートリマーの一番の悩みは、自分の右腕になるくらいすべてを任せても安心できるスタッフが育たないっという相談を受けます。





「経営5年目、お店をもっと拡大しし、多くのお客様に自分たちのサービスを提供したいのですが、業員が育たないため仕事が回らなくなってしまいできません。

本当はもっとスタッフに任せたいのですが、スタッフがなかなか育ちません。

また、辞めるスタッフがいるので、求人をかけているのですがなかなか集まりません。」






質問くださってありがとうございます☆

こういう悩みをもってコンサルの相談を受けることが多いので、皆さんにもぜひ共有しようと思います。





これは、トリマーとして下働きをして経験を積み、ペットサロンの独立開業をした能力のある優秀なオーナートリマーさんに多い悩みですね。





質問者さんは、子育てをしながらっということだったので、


できることなら、お店をスタッフだけで回し、安定的に売上を上げていける安心できるスタッフが育ち、自分は一線から退いて、自分の自由な時間を作れて、子育ての合間に状況を見にお店に顔を出す程度でよくなれば、収入も自分の時間も安定して一番理想の形ですよね☆






NEOも、お店に自分がいなければいけない状況なら、今のようにコンサルの仕事や自分の会社のことで全国を飛び回ってお店をあけるなんてことできないですしね。





お店経営の最終段階は、「自分の時間や労力をかけなくても、お金を作りだす箱にすること」だと思うんですけど、






そのシステムが作れず、全部自分が接客からカット、販促活動、商品発注まですべてをやらなければいけない状況だと、





多店舗展開はおろか、二店舗目の出店すらできないですよね。





だって自分がいなければ回らないのに、自分の体は1つしかありません。

時間だって1日24時間です。

ドラえもんのどこでもドアがない限り、2店舗のダブルブッキングなんてできないですしね(笑)







直接口頭で従業員教育の指導をするのではなく、ブログで全部を書くっていうのは終わりが見えない字数になってしまうので(笑)今までにも何度かこの悩みに関係することをブログで書いていますので、それと今日の記事を参考にしてみてください☆






まず、


「任せられるスタッフが育たない」っというのは、

「自分と同じレベルで物事を考え、技術のある安心できるスタッフがいない」っということですよね。






独立して自分のお店を持ち、お客様がついて運営していけるくらい優秀なオーナートリマーだからこそ、もし安心して任せて、自分が一線を退けるお店を作りたいのなら、


「従業員をやる気にさせて育てる!」しかないんですよね。






本当は、従業員を育ててどんどん仕事を任せていきたいと考えていても、

人に教えたり、育てることが苦手だから、いつまでたっても自分が現場に入って、自分がやるしかない。



お店の会計やら顧客データ入力やら、やることが多くて時間がない。

作業に追われて、まともに従業員につきっきりで教える時間がない。



求人をかけて、本当に安心して任せられる技術や経験を持った人材がやってこないかと願っている。



たまに技術、経験が申し分ない子が面接にやってきて即採用!



結局辞めて行く。。。



また自分がすべての業務をやらないといけない。時間がない。。。





この繰り返しじゃないですか?





経営者からすれば、自分のすべてをかけて経営してきたお店だから、安心できないスタッフに任せて、お客様からクレームがでたり、悪い評判がたったらいけない!





っという責任感があるから、自分でできることは全部やってしまい、余計に従業員を育てる壁になってるってことも多いですね。






従業員を育てるということは、

「従業員の持っている能力を信じ、リスクを承知ですべてを任せ、何が起きても最後までやらせる。そこでトラブルが起きたときの最後の責任やお客様フォローは自分が持つ」

これをしなければ、「人を育てる」ってことはできないとNEOは考えています。






どんな人でも完璧な人はいません。






雇われで、自分のお店に働きにきている従業員ならなおさらです。

今独立しているオーナートリマーが本当に安心して任せられる技術や接客ができる能力を初めから持ったスタッフなんて、まずいないです。






面接にくる子も同じ。最初から自分が育てなくても任せられる完璧な子なんてまず面接にはこないです。






もし何も教えなくてもそんなスタッフがいたら、NEOなら、うちなんかで働かずに、今すぐに独立して自分のお店を持ったほうがいいよって言っちゃいますもん(笑)






だから、自分が一線から離れてもお店が回る仕組みを作るには、






「完璧でない人を雇い、長くお店にいてもらい、自分の理想の人材を育てるしかない」と思います。






以前からこの状態を作るためにNEOがやってきたことを書いていますので、もし知りたい方はぜひ過去の記事を読んでいただけるといいかと思います。






人を育てるために大事なことは、

「人は、自分が思ったとおりの人材にしか成長しません。」






半人前で見てて不安だと思えば、いつまでたっても半人前で自分がいないと不安な人間にしかなりません。






どうしてそうなるのか?






人は誰しもが、「相手から必要な人と認めてほしい」という感情を持っています。






期待されればその期待に応えようと頑張りますけど、

頼りない人だと思われればやる気もおきませんよね。






オーナートリマーで開業した方の場合、

ほとんどが自分のカットを気に入ってきてくださっている自分のお客様ですよね?


そのお客様が求めるカットを知っているのも「自分」っという考えがありますから、






どうしても、技術がないスタッフに任せるのは不安だから、シャンプーなどをメインにやってもらって、最後の仕上げは自分がやろうとしますよね。






それをやっていると、従業員も「自分にはまだできない」と刷り込まれてしまい「自信がもてなくなってしまいます。」






その結果、いざすべてを任せようとしても「私には自信がないですよ?」っとなってしまい尚更任せられない結果しかだせません。






大事なのは、

「その子のなってほしい人材像」として接し、「あなたなら大丈夫だ」と言葉で伝えてあげて、自信を持たせることです。






もちろんその感、任せるのは不安ですよね。






それでも我慢して絶える期間を乗り越えれば、劇的に行動する人材へと変わってくれます。






ここでポイントは、任せた以上、「マイナス発言を絶対しない!」「良いところは褒める!」です。




どうしても、人を育てようとするときに、子育てと同じように

目に付いたダメなことを、「ダメだよ!」っと指摘しますが、

「これをやってはダメだよ!」とか「まだできないね」とかは死んでも口にしてはいけません。





従業員自身が、「私なら出来る!」って自信をもてば、その自信がどんどん成長を加速させますから、まずは自信をもつプラス発言をどんどん伝えて褒めてあげてください。






たとえば、「前より本当にここのカットよくなったよ」とか、「お客様がカット喜んでたよ」とかです。







この時に一番効果的なのは、直接伝えるよりも、第三者に伝えてもらうことです。

もし従業員を二人以上雇っているなら、どちらか一方が休みでいないときに、

もう一方に「○○さんは本当にカットがうまくなったね」と褒めた発言をしていると、





必ず二人が揃ったときに、裏で「オーナーが褒めてたよ」って伝えてくれます。






直接いうよりも、第三者からの告げ口評価のほうが、信頼が高く心に響くんですよね。






まだカットが甘くても、「もうカットがうまくなってるから、このお客様のカット任せるよ」っとどんどんやらせてあげて、





もし気に入らない点があったら

「こうするともっと喜んでくれるよ!」っといいながら手直しするようにするといいでしょう。






事務的なことも一緒です。



たとえば、最後のレジの締め作業やお金が関わることって、信頼がない人には不安だし、一番大事な作業だからこそ、どうしてもオーナー自身でやりたくなるものです。





それでも、もし任せてやってくれる人材にしたかったら、


「○○さんレジやっといて、売上ここにいれといて」というのを、自分がいても全部任せて、

自分は掃除などそのスタッフがやっている雑用をやるというのを続けていると、


そのスタッフの習慣にもなりますし、なによりも

「お金の管理を任せてもらえた」という信頼に嬉しくて、その期待に応えようと行動します。







もし習慣かして、何も言わずに行動したら、「もう終わったの?すごいね!本当に気がきくね」と褒めると、尚更自分で考えて行動するようになります。






っとまあ長くなってしまうのでこのくらいで終わりにしますが、






最後に、もし今までやってきた行動が上記と正反対のことをやっていて、従業員のモチベーションが低いのであれば、






今からスタッフ全員をつれて、「ランチ」にでかけてみてください。






できればスタッフが大好物のものを食べにいくといいでしょう。






人の心理的なもので、自分の好きなものを食べながらとか、好きな香りの環境の中だと、疑いなく相手を受け入れるという効果があるんですよね。






それを利用して、ご飯を食べながら、

「自分のお店に対する夢」

「従業員に対する感謝と期待の気持ち」

「大切な存在であること」





を口にして何度も伝えてあげてください。






たとえば

「皆がいてくれたからこないだ○○さんがこうやって褒めてくれたよ!本当にありがとうね」とか






「皆本当に成長したね!○○さんなんてこんなところがすごい入社と比べて成長したよ」とか






NEOのサロンでは、従業員に本気で、

「どうせやるなら、皆1000万くらい年収もらえるサロンにしたいな」って何度も伝えています。






従業員と経営者の間には、何度も言ってますが責任も考えも、すべて違ってきます。






だから、何気ない経営者の行動や言葉が、従業員のモチベーション低下につながったり、小さな疑問をいだかせるきっかけになっていることも多々あるんです。





そういった誤解をリセットするために、自分はこんなに皆のことを考えているんだ!ってことをランチをしながら伝えてあげると、





人は必要とされてると思うと一生懸命行動してくれます。






その上で今日書いたことを日常の中で行動していけば、どんどん任せられる優秀なスタッフへと変わっていきますよ☆







最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。

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