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繁盛店のツボ : トリミング料金が日本一激安なお店の安さを実現するために
投稿者 : staff 投稿日時: 2015-03-14 (17888 ヒット)

トリミングサロン、ペットサロン経営者やこれから独立を考えてトリミング料金を決めている人の中でよくいる考え方が、




「どこよりも安く!!でも技術力やサービスの質の高いサロンを作りたい!!」





経験者から言わせてもらうと、僕たちの仕事は技術を売ってお金を貰っている商売ですから、





どこよりも安く!でも質も最高!!





っということが実現できることって現実的には難しいです(笑)






何を上から目線なこと言ってるのNEOさん!っと聞こえてきそうですけど(笑)






基本的な考え方から理由を話していきますが、





「売上」から「サービスを提供するまでにかかった費用」を引いたのが利益ですよね。





そこから「ランニングコストや税金」などを引いたものが最終的な本当の純利益になります。





具体的には、人件費、水道光熱費、家賃、シャンプー等の消耗品、





もっと厳密に言うと、シャンプーの種類を増やしているところはその分コストがかかりますし、

ペットシーツや掃除用具、消臭剤、除菌スプレー、商品を仕入れるお金だってかかりますよね。





僕たちの業界は、人件費が一番割合を占め、次に家賃、水道光熱費、消耗品という順でしょうか。






だから、個人で自分一人のお店を、自分の持ち家の敷地内に作ったから経費はかかってないよ!っという人もいるかと思いますが。






では、なぜ安くて質の高いサービスを提供しようと思ったのでしょうか?






安くてサービスや技術も最高なら、お客様は喜んでリピート率は高くなるし、どこよりも安ければ新規来店数も増える!そう考えたからではないですか?






もし安くても質の高いサービスが提供できる案があるのであれば安い料金設定のお店でいいと思います。






そりゃ安いほうがきますよ(笑)

NEOのお店は開業一年間だけで新規が430人集まりましたからね(笑)






でも経営者として忘れてはいけないのは、

大事なのは来店頭数でも一ヶ月の売上でもなく、一ヶ月で作り出した「純利益」ってことです。





この純利益がなければ、従業員を増やしたり、設備を入れたりすることもできませんし、いつまでたっても生活が楽にはならないですよね。





多店舗展開や改装などで融資を検討する場合は、売上ではなく、この純利益を重視しますので、売上が高かったとしても利益が出ていないところには銀行の融資も現実的に難しくなってしまいます。






よくはじめて経営する方は、このお金の入り(売上)と出(支出)で、支出に関してアバウトな計算をされている方がいるので、料金を安くても自分がやるから大丈夫だ!っと安価な料金設定をしますが、






開業当初の自分一人で小さくやるならそれでもいいかと思いますが、






お店を大きくして、従業員を増やしていきたいと考える場合に、根拠のない安価設定は自分の首を絞める結果になりやすいので注意が必要です。






1つ例を出しましょうかね。



例えば家賃10万円のところを借りて、月に100頭来店し、時給1000円のアルバイトを雇っていたとします。


トイプードルを4000円と料金設定していたらそれはお客様来ますよね!



でも、カットする時間が早い人で2時間だとしたら、何もしないで2000円は経費で消えます。




そこに水道光熱費やシャンプーなどの経費を入れると、おそらく残りの利益は1000円程度ではないでしょうか。





この1000円で家賃10万を稼ぐには100頭のトイプーをカットしなければなりません。残りは0ですよね?





では、こんな状態で経営者のあなたの給料はいくらとれますか?



お客様がこなくなり広告を出そうとした場合に、その広告費はどこから出しますか?






この収入と支出のバランスをアバウトに考えていると、資金繰りがショートして、支払いの自転車操業に陥ってしまいます。







そうなると、従業員を首にして、自分ひとりでやろうとなったり、何年働いてくれても、その従業員の給料はいつまでたっても上げてあげることができないですよね。






5年働いてずっと入社時の給料だったら、経営者に不快感を覚えますし、もっと頑張ろうという向上心もなくなってしまいますしね。






結局トリミングサロンの場合、技術を売ってお金を得ていますので、1000円カットのようにカットが10分で終わるとか、経費削減する部分を作り、お金のからくりがなければ経営は続かないということです。





安くやっているところが儲かってチェーン展開しているから!っという表面の結果だけを見ていますけど、各企業、その分経費削減のシステムを作っていることを忘れてはいけません。





たとえばトリミングサロンでいうと、卸会社をたたいて、安価に仕入れさせてもらい、使っているシャンプーをとことん安いものにしたり、コースに含むもので時間のかかるものを省いたり、従業員をただ働き同然で働かせたり、






そうやって、消費者が一番喜んでくれるように安くやる裏側には、「誰かが犠牲を負っていること」は覚えておいてほしいです。






そこまでやらなければ、少ない一頭の売上から利益を出すことが難しいってことなんですよね。






ただ、考え方を代えれば不可能ではないです。





それが発見できるからこそ急成長できた企業がたくさんあるんですからね!






たとえば、ミュゼプラチナムってあれが良い例です。



大手が追随できないくらいの価格設定をし、それでも利益を出す仕組みがあるから生き残って急成長したんですよね。





たとえば、トリミングを1000円で出しても、スクールのように、別の部分で収入をあげるとか、お客様のメールアドレスを必須用件で解除や迷惑メールにされない仕組みをつくり、いつでも告知できるような状態で顧客情報の数を増やせば、






他社の広告を1回掲載したり、顧客アンケートがメーカーで売れたりと、別からの収入があれば安価でも成り立ちます。






トリミング料金をオール犬種1000円でも、お客様、そこで働く従業員、経営した自分、全員が満足できるアイデアがもしあなたが考えられたとしたら、間違いなく誰も追いついてこれませんし、全国に名前が知られるお店になるのではないでしょうか☆



最後まで記事を読んでくれてありがとうございます。

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